非常用食品のメニューの幅は、近年どんどん広がっている。そんな中でも、老若男女、誰もがおいしく食べられる雑炊を紹介したい。

5年保存は重要キーワード

みなさん、非常用食品は何を基準にどんなものを選ぶ？備蓄という観点からいえば、非常時のためにそろえたものが、短い期間で期限切れになってしまうのでは困る。
近年、保存期間5年が当たり前となりつつあるのが非常用食品。2年、3年の保存期間では短いと感じてしまう今日このごろだ。さらに、味のいいもの、リッチなメニューなど、種類の幅もどんどん広がっている。もう、災害時だからといって空腹をおさえるために気のすすまないものを口にする…なんて我慢はナンセンス！

味わい豊かな3つの風味

さて、今回紹介するのは、『ワリと旨い。雑炊シリーズ』。日本人にはなじみの深い、雑炊だ。保存性の高いアルファ化米で作られたこの商品は、お湯を入れて10分、水なら60分で調理が完了という手軽さもいい。味わいには3種類あり、さっぱりとした｢梅かつお｣、味噌汁感覚がうれしい「味噌」、こってり感も味わえる「クリーム」。それぞれうまみたっぷりの出汁が効いていて、基本はあっさりしているのに、そのうまみは満足感をくれる。もちろん、低カロリーなので女性にも人気だ。
この3種の味わいが4袋ずつ入って、計12袋セットのアソートとなって販売されている。特長的なのは、これらがA4サイズの箱に収納されていること。これならオフィスでも家庭でも、書棚やロッカー、引き出しなどの普段から取り出しやすいところに邪魔になることなくすっきりと収納できて便利。品質保持期限は、もちろん5年！

ワリと旨い雑炊シリーズ アソートセット（3種×4袋：計12袋セット）
梅かつお風味／1食（50ｇ）あたり：エネルギー 180kcal
味噌風味／1食（50ｇ）あたり：エネルギー 179kcal
クリーム仕立て／1食（50ｇ）あたり：エネルギー 181kcal
※グリーン購入法適合品

誰もが食べられる雑炊

従来、災害時の食事といえば、少量で満足感が得られる高カロリーのものが多かった。しかし、高カロリー食品が合わない、食べられないという人が多くいるのも現実だ。例えば、糖尿病などの持病がある人、ストレスでおなかを壊した人、老人や離乳期の乳児など。また、元気と食欲がわかない人でも、雑炊なら食べられるかもしれない。そういった意味でも、低カロリーで消化がよく、誰もが食べやすい雑炊は、ストックしておくと重宝すること間違いなし。疲れた体には温かい食べ物がしみ、心も癒してくれるものだ。

“ワリと旨い”の真相は!?

さて、この『ワリと旨い。雑炊シリーズ』というネーミング。「旨い！」と書かれるより「ワリと旨い。」の方が、食べたいゴコロをくすぐられると思うのは筆者だけだろうか。販売元に聞いてみたところ、“ワリと旨い”という言葉には“食べてみたら思った以上においしかった”という意味が含まれているという。なるほど、言われてみれば、確かにそんな印象を受ける。この含みをもたせたネーミングが、なんとも食べてみたいと思わせるわけだ。

非常用食品も、いろんな種類や食感、ニーズに合うものをそろえられるほど、選べる時代になった。非常用食品の見直し、買い替え、買い足しに、旨さの気になる『ワリと旨い。雑炊シリーズ』はいかが？

（文・レスキューナウ　森田千寿）

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