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防災コラムVol.174

備蓄食品にパスタが登場

公開月:2010年1月

『マジックパスタ』は業界初のアルファ化パスタ

7割の家庭が備蓄の必要性を認識

農林水産省が行った「新型インフルエンザに関する意識調査」で、調査対象となった消費者モニターの約7割が家庭での食糧品備蓄の必要性を感じているとの回答結果が出た。新型インフルエンザの流行はもちろん、近年、世界中で起こる大地震のニュースもあって、各家庭での危機意識は高くなりつつある。

また、台風などの気象災害も、備蓄を必要とする場面として想定できる。ヨーロッパやアメリカの一部では、この冬の大雪で食糧不足となり、市民が食料品店に殺到したという報道もあった。そんな危機的状況となったとき、家庭に備蓄食品があるのとないのとでは大違いだ。

備蓄食品に求められる長期保存性と美味しさ

人気パスタが3種類そろっている。各1食分・スプーン付/メーカー希望小売価格・各¥378(税込)

米のデンプンを糊化(アルファ化)したうえ乾燥させた加工米”アルファ化米”をご存知だろうか。お湯や水だけで食べられる手軽さや保存性の高さ、また軽量でコンパクトという特長から、災害用備蓄食品としてすっかり定着してきている。このアルファ化米商品『マジックライス』でおなじみの株式会社サタケが、その技術を生かして業界初のアルファ化パスタ『マジックパスタ』を開発したのは昨年春のこと。それから1年、”お湯を注いで3分”という従来の手軽さもそのままに長期保存が可能となって、この春リニューアル発売される。

常温で製造日より5年という保存期間と変わらない美味しさは、備蓄食品を購入するうえで魅力的。また、今どきのトレンドでいうと、食品で”災害用”と銘打つには、グリーン購入法で定められた5年以上の期限はクリアしていてほしいもの。

さて、『マジックパスタ』の味は3種類。カルボナーラ、ぺペロンチーノ、ナポリタン(注:ナポリタンのみ賞味期限2年)と、世代を問わない人気のラインナップだ。

調理は簡単。袋を開けて粉末ソース・脱酸素剤・スプーンを取り出し、お湯を注いだらチャックを閉めます。3分後に粉末ソースを入れて、よくかき混ぜたらできあがり。

『マジックパスタ』がアキバみやげに!?

株式会社サタケの東京ショールームにある自動販売機。開放スペースにて調理して食べられる。

この商品の開発は、「アルファ化米のような手軽な商品を、若い人に人気のパスタで作れないものか」というアウトドア関連企業からの声がきっかけだったという。現に、食後のゴミがコンパクトになるという利点からも、登山者の間では人気商品になっているそうだ。注目すべきは”スタンドパック”と呼ばれる外袋の形状にある。底部が立体設計となっているため置くことができ、手が空いて便利。

なお、秋葉原にある株式会社サタケの東京ショールームでは、『マジックパスタ』が自動販売機で購入でき、試食も可能なスペースが設置されている。実はこのサタケの自動販売機、秋葉原の新しい名所として人気が高まっているのだとか。アキバみやげとして『マジックパスタ』が定番になる日も近そうだ。

どんなときだって食事は美味しいほうがいい!今一度、ご自宅の備蓄食糧を見直してみてはいかがだろうか。

(文・レスキューナウ危機管理情報センター)

◆問い合わせ先
株式会社サタケ食品事業本部・お客様係
TEL:0120-049-117

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