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自由学園初等部 学校自慢

自由学園初等部の学校自慢は、東京都に唯一残っている「木造校舎」です。

自由学園初等部

初等部食堂(東京都選定歴史的建造物)

昭和2年(1927年)に初等部が設立され今の校舎は昭和5年(1930年)に建てられました。現在、東京都にある唯一の木造の小学校校舎となっており、皆で大切に手入れをして使っています。

キャンパスにひろがる豊かな自然に抱かれて、のびのびと学びます。
武蔵野の面影を色濃く残す3万坪のキャンパスは、児童・生徒、保護者、教師たちの手で代々維持されてきました。済んだ小川が流れ、四季折々の自然の情緒をたたえる学園で、子どもたちは花や鳥や魚、虫たちと交流しながら、心豊かに日々を送ります。樹齢100年に近いケヤキや赤松をはじめ、シデ、カシ、ナラ、もみじ、竹、梅、桜、栗、柿、ゆず・・・校舎を囲む木々がはるかな時の記憶を刻みながら、子どもたちの成長を見守っています。

自由学園初等部は毎朝礼拝で1日が始まります。
学級をAからFまで、6〜7人のグループに分けたものを「家族」と呼んでいます。
友達の長所・短所を知り,互いに助け合うことを通して一定の友達だけに限らず、多くの人との交わりができることをめざしています。

昼食の様子昼食は自由学園が大切に受け継いできた教育のひとつです。
全校児童が一同に会し、テーブルごとに学年縦割りのグループで座ります。献立や調理は、創立以来父母が作り、食卓には子どもたちが校内の畑で栽培・収穫した野菜が上がります。与えられた食事を感謝して、残さず食べるようにと心がけています。

掃除は教室やキャンパスを子どもたちの責任で美しく清潔に保つことで生理整頓が身につき、自分たちの居場所を愛する心も生まれます。
自分たちの済む所を美しく、清潔に保つための掃除も生活教育の大切なひとつと考えています。それぞれの場所のリーダーは、学年に応じて仕事を組み分け、工夫して時間内にきれいにしようと心と身体を働かせています。
それにより、統率力、計画性など総合的な力が養われ、机の上では学べないさまざまな勉強ができます。
環境への配慮も忘れずにゴミを減らす工夫をし、大量に出る落ち葉はたい肥にして畑で活用しています。

体験学習の大切さ

「ひまわり育て」をめぐる総合学習(2年生)

2年生は「総合」の学習で、ひまわりを育てました。成長のようすを細かく観察。丈の長さを測ったりして、理科や数学の学習とも関連させています。
ひまわりを育てる子ども100本近いひまわりが一斉に開花。詩をつくったり絵に描いたりして、国語や美術の領域も学習します。1学期終業式の飾り付けにも活躍しました。
3学期には収穫したタネを観察。いくつあるかな?どうやって数える?みんなで知恵を出しながら、「数」を学びます。大きな位も理解できたよ。
観察し終えたタネは、えさ台へ。いろんな野鳥がやってくるから、今度はその観察をします。ひまわりをめぐって、学びがどんどんふくらんでいきます。

那須農場 自然豊かな教育農場

牛舎当番栃木県那須野ヶ原にある那須農場は昭和16(1941)年に開かれ、現在53ヘクタール(うち草地面積33ヘクタール)の土地を持ち、酪農を主体に5人の農場職員によって経営されています。乳牛約100頭のうち、成牛52頭が、毎日約1300キログラムの牛乳を生産しています。
創立者羽仁吉一が「男子部の生徒たちに大自然の中で『晴耕雨読』の生活をさせたい」と始めた農場は、初期の厳しい開墾作業、戦中の食糧増産の時期、農学塾の生徒を受け入れて畑作、酪農、果樹、農産物加工などを手がけ充実した時期、牛の共進会などで数々の成果をあげ、栃木県の酪農界で注目された時期など、さまざまな苦労と喜びの歴史の上に今日を迎えています。現在も、地道な牧草管理が実を結び、優良な乳質を持つ牛乳を生産しており、それは「那須低温3.7牛乳」として、東京へも出荷され、毎日生徒たちも飲んでいます。

「那須農場で学んだこと、それは仕事です。自分がしなきゃいけないと思っていながらなかなかできない自分、農場ではてきぱき自分のしなきゃいけないことをやりとげていく。すごいと思いました。那須農場で楽しかったこと、それは、イチゴでジャムを作るのを見たこと。ジュリエットという牛の生んだ子牛、まだ名前がついていないのが、すごくなついてくれた。書きたいことは山ほどあるが書ききれない。はんごう炊はん、掃除、お風呂、労働、見学、礼拝、話し合い、けんか、仲直り、などなど、楽しいことばかりでなくても、良かったです。農場は本当に良いところです。」 (初等部5年生)

トウモロコシの収穫

父母会

自由学園では良い教育のために、学校と家庭との協力を大切にしています。
初等部では、原則として毎月、父母会が行われ、全体会と学級ごとの懇談会があります。
全体会は学校生活の報告を通して初等部の教育の理想と現状を伝え、互いに理解を深める機会です。学級ごとの懇談会では学校や家庭での子供の様子を真摯に話し合い、学級全体で、一人一人を育てていくことを大切に考えています。6年間に一度、父母会委員をすべての父母がします。ひと月におよそ1回まわってきます。

子どもたちが育てている稲

自由学園初等部 HP
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