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東京女学館小学校 学校自慢

地下鉄広尾駅から徒歩10分ほどの東京女学館小学校の学校自慢は「質の高い内容を楽しく学ぶ」です。

小学校はこの数年間、建学の精神に立ち返っての教育改革を進めてきました。

東京女学館小学校第一に、教科指導の改善として「質の高い内容を楽しく学ぶ教科指導の改善」に取り組んできました。指導に先立ち、児童の学力・体力の実態をつかむための調査を行いました。その結果、本校の児童は、高い能力を有し、均質性の高い集団であることがわかりました。これは、本校の児童にとって、通常の教科書や教材では物足りないことを意味しています。言い換えると、高度な内容でこそ学習の達成感や成就感が得られるということです。また、児童は「高い内容になればなるほど楽しく学び、深く思考する」こともわかりました。高い内容とは意味もなく難解な問題ではなく、一般的な法則を学ぶことにより、特殊な問題が容易に解けるようになる、そういう教材を指します。例えば、算数では方程式を学ぶことにより、「鶴亀算」のような問題でも難なく解くことができるようになります。また、国語の読解では、スキルを学ぶことにより正確な読み取りができるようになります。

研究では、教材の開発と共に、指導方法の改善にも力を入れてきました。特に集団指導で効果を発揮するディベートや討論、プレゼンテーションの授業を積極的に取り入れました。「楽しく学ぶ」ことにも児童の年齢差を考慮しました。低学年では旺盛な知的好奇心を満たす「楽しさ」、中学年では活動的な体験を通して学ぶ「楽しさ」、高学年では困難な課題を乗り越える「楽しさ」を重視して授業を進めました。

リーダー育成のためのプログラム

第二に、女性リーダー育成のための教育として、「英語」「すずかけ」「つばさ」の授業に取り組んできました。

「英語」は週2時間で、20名の少人数指導を実施しています(1年生は1時間)。授業は、様々なアクティビティを通して、楽しみながらコミュニケーションの力が身につくよう工夫しています。昨年は、教育の全体構想を「氷山モデル」に表し、それを具体化するカリキュラムを編成しました。「すずかけ」は、日本の伝統文化等から礼儀・作法や心得を学び、日本人女性としての高い品性を身につける時間です。茶道、華道、着付け、礼法、挨拶、邦楽、百人一首、テーブルマナー等の授業が行われています。「すずかけ」の授業も年々新しい内容が加わり充実しています。「つばさ」は国際理解や体験活動を通して自ら学ぶ力をつける時間です。授業では、大使館の訪問や外国人学校との交流など様々な試みが行われています。1学期も、本校の4年生がブリティッシュ校から英国大使館で開催されたスプリングフェイトに招かれました。情報教育も柱のひとつです。最近は、東工大と共同開発したWeb教材(eラーニング・システム)が理科の授業で効果をあげています。これは、自宅からインターネットを使って授業を閲覧したり、電子掲示板を使って教師に質問したりすることができるシステムです。他にも、広尾商店街での店員体験や、葉山での地引網、鎌倉建長寺での座禅などの[社会・生活・自然]体験、老人ホームでの福祉ボランティア活動などが実施されています。

日頃の活動

平成17年度の活動がスタートして3ヶ月が過ぎました。児童は変化のある授業を旺盛にこなしています。入学式での1年生の態度には感銘を受けました。運動会は赤・白の熱い健闘に観客席から拍手が耐えませんでした。すずかけの授業では和を学ぶ着付け・日本舞踊・茶道など、その雰囲気に浸るやさしさを感じました。1・2年の遠足では2年生がお姉さまの立場で誇らしげに活動していました。日光校外学習では自然のやさしさや、迫力に感動し仲間と協力ができました。鑑賞会「夢から醒めた夢」ではこころの在り方や他人への思いやりを学び、建長寺で6年生が半日雲水の修行をさせていただきました。このような活動は教職員の熱意と家庭の支えがなければできません。「落花流水に従う」ように自然の姿で学校を理解してくれる、家庭と共に女子教育を推進していきます。

運動会、遠足、日光、座禅の様子

品性豊かな国際社会でのリーダー育成

基礎は品性豊かな国際社会で生きていける女性であり基本はリーダーシップ教育の実践であります。リーダーシップ教育とは、子ども一人ひとりの存在価値を高めることにあり、周囲の仲間から信頼され、よい影響を与える人間の育成です。そのためには自分の周りの状況をきちんと把握し、自分の考えを周囲に伝える能力(言語・創造・道徳・知識)や周囲の状況を瞬時に判断する能力、仲間の意見を吸収し、必要な部分を実践する能力などが考えられます。自分の力を見極め、仲間のために良いと思える事は積極的に伝えることができる。このような育成がリーダーシップを育てることに大きく影響しています。

最近よく言われることに「現場のない教育活動」とあります。机上の学習だけでは、単なる知識として身につくだけであります。苦労して努力して頑張った内容は生活していく上での最高の力になるでしょう。そのためには身を粉にして動くことであり、動けることの幸せを感じてほしいものです。日光校外学習では自然の中に身をおいて森を体験することができます。それは、森の匂い・木立を抜ける風の音、鳥や鹿など、鳴き声や走り抜ける姿など、見て触れて感じることが自然を敬い、人間性を優しく深めることにつながります。

中善寺湖、水泳、運動会を表現した作品

東京女学館小学校 HP
1年まえ組 初等部情報



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