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垣根のないプレスクール
東急田園都市線二子玉川駅から10分ほど歩くとグレース・インターナショナル・ラーニング・センターに到着します。閑静な住宅街の中にあり、建物には3つのクラスルームと広々とした屋上グラウンドがあります。
ここは国籍、人種、英語の能力を一切問わず、すべての児童に門戸を開いているプレスクールです。幼い日々を様々な国で過ごし、外国語を話すことを強いられたことで4カ国語を操れるようになったという代表のスアン 千綿(Suan Chiwata)さんは優しい笑顔が印象的な女性です。
プリスクールの誕生
言葉というのは「鍵」のようなもので、その鍵を使えば様々な世界につながるドアを開けることができるのです。そんな考え方を持つスアンさんは子育て中にさまざまな機会に恵まれ、同時に疑問にも遭遇しましたが、彼女自身の経験がセンター開設につながる原動力となりました。
お子さんをサンモール・インターナショナルスクールに通わせていた頃に代理講師や役員として実際のスクール教育の現場に参加し、子どもたちの成長を近くから見て教育の持つ潜在力に魅了されます。そのとき自分の心の奥底にあった子どもに対する深い愛情に気づきました。教育によって子どもは磨かれます。
国籍の壁を乗り越えて
子どもにとって理想的な場を創ることの大切さとその楽しみを見つけた彼女でしたが、ある時厳しい現実に直面します。それは末娘が小学校への入学を控えていたときのこと。希望していたインターナショナルスクールへの入学許可が簡単に下りなかったのです。理由は国籍でした。大人の都合や判断基準で子どもの持つ限りない可能性に制限を加えている学校システムに疑問を抱いたスアンさんが行き着いた答えは自分が学校を運営することでした。垣根のないスクールを現実のものにするという夢はこのときから動き始めました。
2003年、彼女自身の子育てが落ち着いたと同時に環境は整い、仲間や旦那様の理解と協力にも支えられ、グレース・インターナショナル・ラーニング・センターが3人の生徒と3人の先生と共に誕生したのです。
グレース・インターナショナルの特徴
幼児にとって教育はとても重要です。学ぶべきことは年齢と共に変化しますが、このスクールに通う子どもたちはそれぞれの年齢に必要かつ正しいことを学ぶことができます。そのように吟味されて与えられた教育に子どこ達は素直に反応し喜びます。グレース・インターナショナルはAssociation of Christian Schools International (ACSI) やNational Association for the Education of Young Children (NAEYC)といった世界的にも有名な教育団体への加盟も準備中で、信頼性の高いカリキュラムを提供しています。
平日の午後にはESLコース(第二言語としての英語教育)もあります。日本の小学校に入ったとしても午後からESLコースに通うことで一度覚えた英語を忘れないようにすることができます。夏休みの期間にはサマーキャンプなどの企画もあります。
イベントや遠足なども盛んに企画されています。お話を伺った日の翌日は「スポーツの日」ということで、砧公園へ行ってスポーツをする日。「乗り物ウィーク」には富士急ハイランドへの遠足がありましたが、その時の記憶は今でも強く残っているようで、トーマスランドの話題は今でも絶えません。消防署見学や歯医者さんによるデンタルチェックなどもあります。
子ども達の50%は卒業後インターナショナルスクールに
現在、生徒数は35人。そのうち6割が日本人、残り4割が外国人で国籍も様々です。「日本人の生徒が多いと日本語を話し始めることはないのでしょうか。」という質問に対しては「幸運なことにそのような問題が起こったことはありません。」という答えが返ってきました。子ども達は適応力が高いので、家とスクールで言葉を使い分けることを知っています。心配事の一つに入学前の英語力を挙げる人は少なくないかもしれませんがその心配は無用です。子どもに備わった抜群の吸収力を信じましょう。
生徒の50%は卒業後インターナショナルスクールに進みます。日本の学校に行くことになったとしてもESLを利用すれば身につけた英語の基礎を生涯維持することができます。かつてスアンさんがUCLAに在籍時代、リトルトーキョーで味噌汁を飲んで大喜びする日本の友人がいました。同じように幼少期の経験は忘れられないものなのです。

グレース・インターナショナルの先生たち
現在5名の優秀な先生に恵まれています。高い能力を備えた先生方はアメリカやカナダなどの出身者です。勤務年数が長く安定していることはとてもよいことです。教える先生方も絶え間ない学習によって新しい知識を吸収、実践に向けて努力を続けています。例えば、関連する通信講座の費用をバックアップして先生方の能力を常にブラッシュアップしてもらっています。仕事の後に勉強することは大変なことですが、このような努力の積み重ねによってスクール全体の能力が日々向上しています。子どもにとってベストな教育をするための挑戦は続きます。

これからのグレース・インターナショナル・ラーニング・センター
「なんでもっと宣伝をしないの?」「素晴らしいスクールなのに宣伝しないのはもったいない。」と言われることもあるそうですが、建物の規模からすると人数を増やすことはできません。現在、規模拡大のために別の場所にスペースを確保することも考えています。
4年間、口コミだけで現在の規模にまで成長したグレース・インターナショナル・ラーニング・センターの実力は信頼に値するでしょう。今後もますます発展していくに違いありません。
4月9日(月)
グレース・インターナショナル・ラーニング・センター HP
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