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帰国子女アカデミー・インターナショナルスクール

 

帰国子女アカデミー・インターナショナルスクール(KAIS)は、自由が丘駅から徒歩約4分の好立地にあります。駅から5分歩くだけなのに、周囲は静かな住宅地です。2階建ての住宅に学校の大きな看板を見つけました。

KAISは中高生(6学年から12学年)を対象に2006年9月に開校した新しい学校ですが、帰国子女教育を専門に行ってきた帰国子女アカデミーを母体にしているだけあって、教育内容、講師の経験、進路指導などは、長い歴史を持つ他のインターナショナルスクールに負けていません。むしろ、多くのインターナショナルスクールの半額以下という授業料にもかかわらず、1クラス10人以下の少人数制、英語のみの指導で語学力やクリエイティビティーを育てる非常に充実した教育環境を提供しています。チャールズ・カヌーセン校長とジョナサン・ヤフェ副校長にお話を伺いました。おふたりとも若くフレンドリーですが、とても落ち着いた雰囲気があり、学校に対する自信が伝わってきました。

チャールズ・カヌーセン校長とジョナサン・ヤフェ副校長

 

既存の「学校」というイメージを当てはめると、生徒数は少なく広い校舎や校庭がないので少し戸惑いましたが、既成概念を捨ててみると完成度の高い学校であることがわかります。スタンフォード大学EPGY(英才教育プログラム)とアメリカ教育省の認定を受けたオンライ教育機関ローレル・スプリングス・スクールと提携したカリキュラム作りをしているので、KAISを卒業するとカリフォルニア州の中高卒業資格が取得できます。さらに少人数を生かして、生徒一人ひとりのニーズや学習スタイルに合わせたきめ細かい指導が受けられるので、世界を目指す子供はここで十分な準備をすることができます。例えばSATやTOEFLなど海外の大学進学に必要なテスト向けのカリキュラムやカウンセリングも受けられます。KAISからはまだ卒業生が出ていませんが、帰国子女アカデミー(塾)からは既にスタンフォード、MIT、カリフォルニア州立大学、また早稲田大学(国際教養)やICUへの進学実績があります。

学習内容は、数学、理科、社会科学から音楽や体育など日本の学校と同じく幅広い分野をカバーしていますが、自ら授業を選んでプロジェクトに取り組む形式をとります。中学クラスは学年の枠を越えて一緒に学びます。インタビュー終了後に、実験道具も揃ったサイエンスラボ、豊富な英文書籍、科目別の教室、コンピュータを使った多彩なプロジェクトを行うメディアラボを見せていただきました。メディアラボはデジタル/ビデオカメラ、iMAC、1人1台のノートパソコンや音楽関係の機材を置き、ビデオ作品に音楽をつけたり、毎日ブログやビデオニュースで発信する楽しみを学んだり、時代に合わせたクリエイティブな能力開発とスキルアップを行う教室です。海外生活が比較的短かったという子供達が英語で自分の考えを話すシーンを見ましたが、みんなのいきいきとした表情が印象的でした。

教室、授業風景

5人の先生はアメリカ、カナダ、英国出身の経験豊富な指導者です。特にカヌーセン校長は渋谷教育学園渋谷校で帰国子女教育主任を務めていたというエキスパートです。それだけでなく音楽が得意で、演奏だけでなく作曲もされます。楽器が演奏できない子供もプログラミングで作曲ができ、音楽を楽しめると教えてくださいました。IT担当はヤフェ副校長です。コンピュータを自由自在に使って何ができるか、生徒たちの好奇心を刺激してくださいます。2人ともとても熱心で、授業の後も個別指導などで遅くまで学校に残ることも多いそうです。

学校の名前には「帰国子女」と付いていますが、それが条件ではありません。すべて英語で行われる授業を理解できて学習意欲があれば、誰でも入学資格があります。もちろん国籍も不問です。今までになかったスタイルのKAISは、今後、在日外国人も含めて多くの家庭の関心を集めるのではないかと思います。英語版2006年8月21日号Newsweek(ニューズウィーク)誌にも“The Best Of Asia-Pacific International Schools”としてKA International Schoolは大きく取りあげられているとおり、今後ますます注目すべき存在になっていくことを実感させられた1日でした。

 

 

4月9日(月)
帰国子女アカデミー・インターナショナルスクール HP

 

No.28 4/24更新

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