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JUNインターナショナル・プリスクール(以下JUN)は、井の頭線三鷹台駅に程近い住宅街にあります。井の頭線沿線は多くの学校を擁し、都内でも教育に対する意識の高い地域といわれています。JUNは校長の榛谷(はんがい)先生のご自宅を兼ねた一戸建てのアットホームな環境にあり、1歳半〜小学生までのお子さんが、モーニングクラスとアフタヌーンクラスで楽しく学んでいます。この取材に訪れたのはちょうどアフタヌーンクラスが終了する時間で、お迎えのお母さまと帰っていく明るい笑顔のお子さんたちとすれ違いました。
JUNの現在
JUNをはじめて7年になります。もともとは、インターナショナルスクールのキンダーに行くか、日本の幼稚園に行くかを決める前のお子さんを対象としてスタートしたスクールでしたが、中にはここを気に入って幼稚園には行かず就学までここに通ってくださるケースもあります。
「公園に歩いて行ける」ことを大前提として、1歳半くらいのお子さんから積極的にお預かりしています。というのも早ければ早いほど、英語が口から出るのは早くなるからです。空きがあれば順次ご入園いただけるようになっており、現在約50名の生徒のうち、ネイティブと日本人の割合は日本人が9割くらいです。
コミュニケーションに対する考え方
インターナショナル(プリ)スクールにお子さんを入れたいと思われる親御さんは、やはり英語を身につけさせたいというご希望が大きく、最近は英会話学校がこういったスクールを併設することも多いようです。しかし語学以前に「お子さんをお預かりする」ことが基本なので、JUNでは、先生からその日のお子さんの様子を聞くことができたり、先生に子育ての悩みを相談できたりする環境や関係を重視して、スタッフには日本語によるコミュニケーションがきちんととれる人材をおいています。インターナショナルな雰囲気だけでなく、日本の文化や習慣を理解したスタッフがお子さんに接することが、ご両親の安心感につながるのではと考えています。
英語に関して言えば、週5日通っていれば必ず話せるようになりますし、2歳前であれば発音もネイティブ並みになります。特にモーニングクラスは、英語に触れる密度が濃いので、効果を上げています。しかし私たちが最も重視しているのは、子ども達に「楽しんでもらうこと」であり「social skill(人と関わる能力)」を身につけてもらうことです。週最低2日、1日12名を上限にしていますが、年齢構成はばらばらなので、大きい子が小さい子の面倒を見る、というようなことを子ども達自身が自然に学んでいます。3歳以上であれば朝から夕方までここで過ごすことが可能ですし、卒園生が幼稚園や小学校にあがってからも、時間のあるときにクラスに参加したいという希望があれば受け入れるようにしています。
JUNの毎日
スタッフは現在メインスタッフの英国人2名、サブスタッフのオーストラリア人1名と私、その他非常勤で日本人の先生が2名います。決まったメソッドや厳密なカリキュラムというものは特にありませんが、スタッフが得意分野や経験に基づいてオリジナルの活動を考えています。工作やクッキングのほか、公園で身体を動かしたり、「weather board(今日の曜日や天気を英文にして発表する)」や「show & tell(お気に入りのおもちゃなどをみんなの前で披露する)」など、子供たちのお気に入りの遊びがあります。そうした活動を通じて、1日の中でみんなの前に出て何か発表する時間を作るように心がけています。また子供の能力に応じてリーディングなどの個別指導を行っています。もちろんハロウィーンやクリスマス、サマースクール(外部の方も申込み可)など季節の行事も楽しく行っています。

子供たちに必要なもの
現在JUNでは進学指導は行っておらず、インターナショナルスクールに進学されるケースもあまり多くはありません。私自身の経験から、インターナショナル(プリ)スクールにお子さんを入れるかどうかを考える上でのポイントとして、「教師と(言語的にだけでなく)コミュニケーションがきちんととれるかどうか」、「そのスクールはつぶれることなく存続してくれるのかどうか」、「日本の教育へ移行した場合のギャップ(指導方針の違い)」、「スペースの問題(たとえばここは一戸建ての1階を教室にしていますが、物理的にもっと広い場所を必要とする子供もいますので)」などがあると思います。また、子供の英語のピークをいつにもっていくのか−3歳なのか?20歳なのか?−ということもあります。頭の中の英語の回路がいったん開けば、もっと長いスパンで他のスキルを高めて自信をつけてから、英語を生かす道もあると思います。ですから、JUNのスタッフは子供にとって最も重要なのは「social skill」であると考えています。JUNにお子さんを入れてくださる親御さんも、最初は英語教育を第一に考えていらっしゃる方が多いのですが、徐々にそのあたりの考え方が変わっていかれるようです。
将来はより広いスペースで、スタッフの個性を生かしたプログラムを実現していけたらと思っています。
A happy child is a relaxed child, and a relaxed child is a receptive one. (ハッピーな子供はリラックスできる子供であり、リラックスできている子供は、感受性豊かにいろんなことを吸収できる) という理念で、子供たちを暖かく見守る榛谷先生。子供たちにとってほんとうに大切なものを見極める親や教師の責任について考えさせられたひと時でした。
12月1日(木)
JUNインターナショナル・プリスクール HP
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