1食当たり、材料費たったの37pence(≒75円)。育ち盛りの子供達が食べている給食の実態が明らかになり、英国民の間に衝撃が走りました。
「最近は温めるだけで済む便利な加工食が給食に多く用いられるようになっています。予算上安く済む、手間がかからないため調理師の人数を削減できるといった面から増えていったのでしょうが、こういった加工食には添加物が多く含まれ、子供の健康に良くありません。添加物に反応してHyperactive(異常に活発な状態)になる子供もおり、午後の授業の集中力も大きく落ちます。野菜もほとんどが冷凍、あるいは缶詰食品であり、この不健康な給食は以前から懸念される問題でした。多くの学校が給食配給会社と契約を結び、そこから派遣された調理師やメニュー・食材によって給食を提供しています。ただし、この配給会社は学校とは別個の営利団体ですので、必ずしも子供の健康を一番に置いている訳ではありません。我が校もこれまでは配給会社を利用してきましたが、契約の切れる7月末を以って、今後は学校独自で給食を提供する方針に決めました。大きな挑戦となりますが、良い調理師を集めて新鮮な食材を多く用いた、新しい給食を9月から提供しますので期待してください。Jamieが良いきっかけを作ってくれました。」
Jamieはこの番組のホームページを通して27万人以上の署名を集め、それを手にブレア首相とも会談し、全国の給食に対してこの9月から2億8000万ポンドの追加予算を掴み取るに至ったのです。「イギリスの将来を担う子供達に健康的な物を食べてもらいたい」。Jamieの強い思いがイギリス給食界に革命をもたらしました。