1年まえ組トップへ1年まえ組

幼稚園初等部中等部インターナショナルコンテンツ
トップページへコンテンツトップ
  • 桜井先生
  • 佐々木かをりコラム
  • えほんとおもちゃ
  • 銀八教授のレター&エッセイ
  • イベント・講習会

桜井先生の「道草しながら」

桜井先生のプロフィール

飽きるおもちゃ、飽きないおもちゃ

良いおもちゃは、飽きないおもちゃ。
良くないおもちゃは飽きるおもちゃ。

なのでしょうか?

最近良く見るおもちゃは、自ら光を出したり、動いたり、音を出したり、それも、変幻自在に…。
すごいですね。テクノロジーの塊のようなおもちゃです。

こんなおもちゃを手にした子どもは、きっと飽きることなく遊んでいるのでしょう。

ベビーカーに乗った子どもの手に、スマートフォンが握られていました。
そしてその画面を見たり触ったりして、遊んでいるのです。
そんなアプリがあるのだそうですね。
その子は、おとなしく遊んでいました。

しかしそれらのおもちゃはほとんどが、おもちゃ=機械から指示をされて言われた通りに動いて、遊ぶのですね。
すなわち受身なんです。
しかし飽きないように、次から次へと刺激的なことをさせてくれるのです。

これは、断続的に刺激を与えられることで、外からの刺激に対して段々鈍感になって行きます。そして、受身的な子どもを育てることになります。
何か言われないと何もしない子です。

しかし、大人の都合からすると、そのおもちゃは都合の良いおもちゃとなります。
そして、子どもは、おとなしくてよい子となるのです。

逆に、木でできたおもちゃのように、自らは何も発しないおもちゃは、20分も遊ぶと、子どもは飽きてしまいます。
しかしその20分は集中して、ああやって、こうやってと考えて遊ぶのです。
飽きるのはそのおもちゃ顔面白くないからなのではなくて、集中力が続かないからなのですね。
そんなわけですから、しばらくすれば、また、そのおもちゃで遊ぶのです。
そして、集中力や考える力を養ってくれるのです。

しかし、一見すると、おもちゃに飽きたように見えます。そして、大人からみれば、すぐに飽きてしまう良くないおもちゃに見えてしまうのです。それは良くないのではなくて、大人にとって都合のよくないおもちゃなのです。
そして、すぐにおもちゃに飽きてぐずる子どもは、良くない子なのです。

さて皆さんは、どちらのおもちゃを選びますか?
そして、どんな子が良い子なのでしょう?

ページトップ