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佐々木かをりコラム

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第178回 改札口から、連絡が来る!

小学校1年生で電車通学を始めることになったわが子のことは、ちょっと心配でした。今までは切符を買わずにひょいと電車に飛び乗っていた保育園児が、ある朝から定期券をもって改札口を通るのですから、その姿は感激でした。しかし、そんな光景に感激するのも束の間のこと。電車通学をするわが子たちのことが心配で、小学校入学後、最初の2カ月は通学に付き添っていきました。
 最初のうちは、正しく電車に乗ることができるか、安全なルートを歩いているかなどが気になりましたし、その後は私が教える危機管理(危険があった時にどう動いたらよいかという具体的な方法)が身についているかなどの点検が必要でした。しかし子どもが一人で電車通学するようになると、別の心配がでてきました。「ちゃんと降りたかしら」「いつ帰ってくるのだろう」などの子どもの行方。同居していた祖母は、下校時刻になると、そわそわと駅まで出向き、いつ来るかわからない孫を待っていた事も知りました。
 そこで私が愛用しているのは、改札口を通ると、携帯に連絡が来るサービス。改札口で子どもが定期券をピッとした瞬間に、登録した携帯にメールが飛んできます。定期券にこどもの名前がありますから、携帯には「○○ちゃんが、○時○分に、○駅の○改札口をはいりました」とか「○○ちゃんが、○時○分に、○駅の○改札口を出ました」と具体的なメールが来るのです。
 こんな安心なことはありません。「あ、今電車に乗ったのね」「あ、もうすぐ家に着くわね」と子どもの居場所が分かるのです。わが子の通う学校にも似たサービスがあり、朝、登校して教室に入った時にIDカードをピッとすると「○さんが○時○分に登校しました」と携帯メールがくるし、帰りは校庭で遊んだ後、門を出る時にピッとすると「○さんが○時○分に下校しました」と携帯メールが来ます。ですから今は、学校を出てから、駅に向かって歩いているのか、電車に乗ったのか、ちゃんと乗り過ごさずに指定の駅で降りたのかが、仕事中の私にもわかります。
 私が使っているのは、東急のエキッズというサービスです。東急線であれば、定期の区間でなくてもすべての駅の乗り降りで報告メールが届きます。ですから土日休日など、子どもが遊びに行った時にも役に立ちます。「帰る時、電話してね」と言ってもしてくれない子どもの代わりに、駅に入ると連絡が来るのですから。
 今、私はこのサービスを地震対策にも活用しようと子どもたちに教えました。危機管理は熱心なので、大地震の際、どこに避難するのかは子どもたちといろいろ話しあいをしていますし、避難グッズも持たせています。でも、いつどこで大地震が来るかわからない。もしも電車に乗っている時だったら、どの駅でもいいから降りたときに落ち着いて、改札口でピッとして欲しいと伝えてあります。「もしも」電波がつながっていれば、私の携帯に、どの駅で降りたのかが連絡がくるはず。私は、その駅に迎えに行くからね、と伝えてあるのです。
 電車通学は、子どもにとってはワクワクな冒険でしょう。だからこそ、こういったサービスも使って、安心環境つくりたいですね。


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