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佐々木かをりコラム

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第173回 あなたはスペシャル

 2012年が始まりました。皆さまにとっては、どんな年明けでしょうか。我が家は、例年通り静かな幕開けです。今年は、前に歩む力が更に大きな形になっていくといいですね。皆さまのご多幸をお祈りしています。
 1年の始まりにふさわしく気持ちよく子どもたちと接したいと思いますが、そのためのキーワードが「あなたは、特別」「あなたは、スペシャル」です。
 子どもたちから、「私って変?」と聞かれることがあります。友達が「それは、変だ」とか「○○ちゃん、変!」と言ったとか、そんなことがきっかけです。でも言われた本人は、少し気にかかっているようです。そのときに私は、「変じゃないわよ。あなたはとってもスペシャルな人なのよ」と言って、発想の転換を促します。
 他人と違うということが「変」なことであはりません。多様性(ダイバーシティ)な社会では、一人ひとりの提案が力強い組織や社会の柱となります。独自の発想や行動ができることは、とても大切なのです。ですから、他人と違うことが、変なのではなく、「特別」であることを伝え、表現するようにしています。
 独自の発想や行動をしたときに「素晴らしい。○○ちゃん独自の発想ね」「あなたは、本当に特別な存在だわ」と言ってみると、子どもだって嬉しいのではないでしょうか。
 「みんなが赤を選んだけれど、私は緑を選んだら、変わってるって言われた」といったら、「いや、素晴らしいわよ。自分の色が選べるなんて、素敵だわ。それは、変なんじゃなくて、スペシャルってことよ」などと、言うのです。違う、ということがとても素晴らしいことだと感じることから、その人らしいクリエイティビティが生まれるのではないかと思います。
 私は、小学生のとき、他の子どもたちが飾りのいっぱい付いた机を欲しがったのに、私は、本物の木でできた、本棚のない、引き出しだけのデスクを選んで、「かをりちゃんらしい」と言われました。ランドセルも、黒が好きでした。いつも、どんな年齢でも、他の人と違うモノを選びたいと思っていました。きっとそれは、違うモノを選んでも、親から変だと言われなかったからに違いありません。
 子どもの発想を受け入れて、一人ひとりの違いを伸ばしてあげるために、今年はいっぱい、「あなたは特別な人」「あなたはスペシャル」と言ってあげて下さいね。


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