|
第29回 カリタス女子中学高等学校 水野俊夫先生のご紹介
ごきげんよう。カリタス女子中学高等学校の水野先生からご紹介いただきました、渡辺奈美と申します。私立函嶺白百合学園中学高等学校に勤めております。最近の学校の様子などをご紹介したいと思います。このような機会に恵まれ大変光栄です。
温泉のある学校
函嶺白百合学園は日本国内にある白百合学園の7番目の姉妹校として設立され、今年度で58年目を迎えます。箱根登山鉄道終点の強羅駅から徒歩3分の場所にあり、箱根の山々に囲まれた大変緑豊かな富士箱根伊豆国立公園の中に在ります。中学校1年生から高校3年生まで各学年2クラス、全体で344名の生徒が通う少人数制の学校です。
学校内の建物は小学校校舎、中高校舎、体育館、特別教室棟、パウロ館、マリア寮があります。パウロ館は温泉付き宿泊施設のため、生徒たちの部活動合宿や保護者の方のアンナ会などに利用しています。マリア寮は現在中学1年生から高校3年生まで39名の生徒達が生活しています。神奈川・東京・埼玉・静岡ほか片道2時間半以上通学にかかる方を対象に受け入れています。
一人ひとりをたいせつに
学習面では中学2年生から選択授業が行われ、実践的な授業が展開されています。高校生になると進路にあわせた分割授業や進学補習が行われ、確かな学力を身につけます。
生活面では担任との面接や部活動、委員会などで教員と生徒がかかわる時間が多くあります。保護者の方との個人面談も年に2〜3回、学年懇談会も年に3回程度行われます。
毎年新入生の数は60名〜70名程度なのでいつの間にか全校生徒の顔と名前が一致するようになります。廊下などですれ違ったときにも声を掛けたり、掛けられたりして一人ひとりの存在を大事にできていると思います。

国際交流
一流の国際人を育成するため、中学入学から国際礼法の授業が設けられています。各学年の成長に合わせて卒業まで続きます。この授業ではマナーの話ばかりではなく、自身を磨くことに努力を惜しまないように気持ちを高めていきます。
中学3年のオーストラリア研修では私達教員も生徒達と共に2週間メルボルン近郊の学校へ通い、ホームステイをし、異文化を直に感じて過ごします。出掛ける前は緊張と不安で一杯の生徒や私達が、とてもおおらかできさくなホストファミリーに迎えられ、お別れの時には本当にすばらしい期間を過ごせたと実感して日本に戻ってきます。そして言葉が通じなくても心を通じ合わせられた嬉しさや喜びを大切にし、ホストファミリーとの交流をその後も続けています。
日常の学校生活では英語の授業やEnglish Dayの実施など丁寧な指導をしていますが、卒業生の話では、通学の電車内で外国人の方に話しかけられた時が一番英語を真剣に話した気がする…とか。観光地箱根ならではの体験です。

担当教科
担当の教科は家庭科です。授業で扱っている内容を家庭で話題にしてもらったり、家族と一緒に実践したりして欲しいと思っています。例えば、中学1年の授業でかぎ針を使ってアクリルたわしを編みます。最初のころは生まれて初めて使う道具の為、変なところに力がはいってしまい、なかなか進まず、糸はからまり、おもしろくないと口にする生徒がいます。でも回を重ねるにつれてだんだんと上手くなっています。「すごく上手になったね。」と声を掛けると、「母と一緒に練習しました。」と返事があり、とてもうれしい瞬間です。
最後に
この学園は山々に囲まれ、新鮮な空気の中ですがすがしい気持ちで勉強できるすばらしい場所です。是非一度学園にいらして様子をご覧になってください。お待ちしております。

函嶺白百合学園中学高等学校 HP
1年まえ組 中等部情報
|