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せんでん[先生伝言板] 神奈川大学附属中学校

今年度、神奈川大学附属中・高等学校は創立20年を迎えました。その記念事業として教室棟の新設や安全で快適なスクールライフを提供するキャンパス整備事業を行いました。

神奈川大学付属中学

生徒一人ひとりの個性を大切にすること。生き方探しの手厚いサポートをすること。この発想からキャンパスの再整備・リニューアルが行われました。

神大附属には「質実剛健(飾り気なく真面目なこと、体も心も強いこと)・積極進取(何事も進んで行うこと)」の建学の精神をもとにして、6つの教育理念があります。

今回、その理念の一つにあげている情報化教育(ICT教育)について、情報科の小林道夫教諭にインタビューしました。

インタビュワー:英語科 菊池久

 

情報教育はどこから始まった?

アメリカの教育事情が元なんだって

そもそもアメリカでは、情報教育とは面白いものだから教えてみようということから始まったわけじゃなくて、アメリカは広大な場所だからソフトウェア上で共通の教材をつくって統括してやろうという意図から始まったんですね。それが日本にも広がって、例えば漢字を練習してみましょうとか、英語を勉強しましょうって具合になっていったんです。

 

学校でコンピュータを使ってみよう

いま盛んに小学校や中学校で行っているのはインターネットを使って調べ物をしてみたり、他の国の人とメールを交換してみたりということなんです。つまり、教育の場でコンピュータやインターネットを情報収集や情報交換のための便利なツールとして活用しているわけですね。

 

小林道夫教諭
小林道夫教諭
N H K 高校講座 情報Aに講師として出演中

中学に入るとコンピュータはこう変わる

小学校では楽しみながらコンピュータに触れることが多いんですが、中学に入るとタイピングを練習したり、表計算を勉強したりと、だんだんコンピュータがお勉強の仲間になっていく。だから、コンピュータとの付きあい方も変わっていくのですが、そこではコンピュータがどうだこうだということではなく、コンピュータを使ってどんなことができるかを一人ひとりが考えてほしいんです。自分の考えだとかがコンピュータを通して表現されたらいいですね。

 

神大附属の特色って何ですか?

神大附の考える情報教育

神大附属では、中学にはいって2年間は特にコンピュータ・リテラシーを勉強します。そして、中学3年生になると、表計算、ワープロから始まってホームページデザインまで、ひとりでできるよう勉強します。

 

むずかしくPCの自己表現という

高校生になると、コンピュータやインターネットのしくみの部分にスポットを当て、それがよくわかった上でスキルをたくさん覚えます。その最後には、自分でディジタル作品を作り上げる。これがICT教育の6年間のプログラムのまとめです。

 

具体的にどんな活動をしていますか?

たくさん新しい友達ができたぞ、うれし

インターネットがもつ最大の魅力はコミュニケーションです。メールにしても、ホームページにしても、特定不特定の人たちとのコミュニケーションをとるためのものなのです。いままでは学校の中の人しか話ができなかったりしていたのが、インターネットによって校外の人たちとも話し合いができるようになった。これが新しい教育になっているんですね。

 

思いきり世界へ届け

そこで、神大附属が提案しているのが、国内や海外との学校とのメール交換やWebページ制作なんです。自分の学校が考えていることを発信して、それに対してレスポンスをもらう。

 

To be or not to be... 知識と教養の問題だ!

そこで、ひとつ大事なことは自分に発表することや話すことがなければそのこともできなくなってしまうということです。だから、ちゃんと日常の学習をして、交流できる材料をもつということがとても必要になるんです。

 

コンテストで力だめし

そこで、世界に自分から意見を発信してみようとする生徒のみなさんが集まってきて、海外の学校や生徒と協同で世界レベルのHPコンテストに参加したりしています。

 

インターネットが求めるものは何ですか?

やっぱり情報教育も英語力かな

神大附属にインターネットがやってきたとき、どんなことができるのかって随分と悩んだよね。単純にインターネットからは海外って発想できるでしょ。そうなると、今後は語学力、英語力は必要になってくる。英語で自分の考えを話す、書くことができないと、コミュニケーションも何もなくなってしまう。だから、英語をしっかり勉強してもらいたいですね。

 

最後に

最大の特色はコンテンツづくりです

いまはどの学校でもコンピュータはあるんですよ。コンピュータの仕組みを教える学校もあり、コンピュータの使い方を教える学校もあり、それはさまざまです。うちの学校では、コンピュータを正しく使うこと、コンテンツづくりを第一番に考えてインターネット上で発表できるだけの力を学んでほしいと思いますね。それで対外的な評価をもらいながら、さらにいいものをつくろうとする精神を芽生えさせてほしいと思ってるんです。

 

生徒は夢を叶え、教師は挑戦する

こどもたちにとってもっとコンピュータを使いたいというのは、ちゃんとインターネットができる、メールが打てる、CGが使える、HPをつくれる、もっと深くやってみたい生徒はプロミングまで挑戦してみたい、ということなんです。だから、その希望は全部叶えてあげたいし、そうなってくれていると思います。

さらに、その先にあるものを自分で見つけて、それを楽しく学習するというのが理想の形です。

 

情報科 小林道夫教諭にインタビュー

再生ボタンをクリックでインタビューの動画を見ることが出来ます。
閲覧に必要なプラグインは以下のサイトで入手可能です。

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