「学校の魂百マデ」のコーナーについて

阪田:このコーナーの目的は何でしょうか?

横山:
中学受験にはたくさんのメリットがあります。高校受験や大学受験に縛られずに子どもらしく伸び伸びと多感な時期を過ごすことは素晴らしいことです。この間に勉強、運動、部活そして生涯の友達作りなどの経験から多くのことを学ぶことができます。

中学受験は子ども達が正しい学習習慣を身につけ、中学・高校に向けて自ら学習し物事を判断する力を養いながら志望校に合格することが本来の目的です。この時期の受験勉強によって多くの知識や学習習慣が養われます。そして中学・高校への橋渡しとなります。

しかし、近年まれに見る中学受験(首都圏の中学受験率が約20%に迫る勢い)そしてお受験ブームの到来がさまざまな不具合をもたらしています。このブームが多方面で商業ベースに乗せられ、多くの親子が過敏に反応しこの渦に巻き込まれています。

このことが、早期の知能開発や受験準備さらには幼稚園、小学校受験への波及しており、さらに過激な取り組みが予想されます。そしてこのあおりを真っ向から受けているのは全て子ども達です。まだまだ未熟な状態での取り組みのため、心身ともにその弊害が心配です。受験勉強途中で放棄する親子は後を絶ちません。また、目標の志望校に合格しても夢見た学校をやめていく生徒が存在することも事実です。益々過剰になる偏差値偏重主義は多くの影響を子ども達に与えます。物の良し悪しを判断する分別もなく、ただやみくもに学習にだけ取り組む数年間は、本来子どもとして体験すべき多くの取り組みを排除しています。つまり、偏った子ども、バランスの悪い子どもを培養しているに過ぎません。

阪田:このコーナーで一番訴えたいことは何でしょうか?

横山:
私はこの状況・変化を鑑み、本来の目的に立って、望ましい中学受験を目指しています。無限の可能性を秘めた子ども達を、受験の弊害から守るため、この趣旨にご賛同いただく企業および私立中学さらには各種教育機関、関係各位の皆様方と共に、子どもの視点に立って公平で常識的な教育活動と情報発信を目指すものであります。

中学受験本来のメリットに従って、子ども達の興味・関心を引き出すような活動および同じ目線で教育活動を行っている学校をご紹介してまいりたいと思います。

阪田:このコーナーを誰に一番観ていただきたいと思っていますか?

横山:
どうぞ、一人でも多くの子ども達、親御さんがこのコミュニティに集まっていただけることを願っています。

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