「世田谷区制施行85周年記念式典」と「記念イベント」開催

世田谷区で、10月1日、区制施行85周年を迎えたことを記念して、世田谷区民会館と区役所中庭などを会場に記念式典と記念イベントが開催されました。


記念式典では、85周年の節目にあわせて、区民の生活・文化に貢献し区民から敬愛されている、大村智さん(欠席)、鈴木忠義さん、松任谷由実さんの3名が名誉区民として顕彰されました。

また、功労表彰(特別文化功労:5名、特別功労:39名、一般功労:1,079名、団体功労:73団体)と、85周年を記念して公募された、ロゴマーク、記念ポスター、キャッチフレーズに採用された人の表彰、図柄入りナンバープレートのお披露目なども行われました。

区民会館、区役所中庭等では、東京2020大会関連イベントが行われ、大山加奈さん(アテネオリンピック バレーボール日本代表)、堀籠佳宏さん(北京オリンピック4×400mリレー日本代表)の2人のオリンピアンが招かれ、「東京2020オリンピック・パラリンピックカウントダウンカレンダーお披露目セレモニー」が行われたほか、区内で開催される「馬術競技」にちなんで、蹄鉄を使ったコースター作りやゲーム、堀籠佳宏さんによる「かけっこ教室」や「10mかけっこ走」、車いすバスケットボール等の障害者スポーツ体験などに多くの親子連れなどが挑戦し、笑顔と歓声に包まれていました。

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■10mかけっこ走の様子
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■車いすバスケットボールなど障害者スポーツ体験も

10mかけっこ走に参加した小学2年の男の子は、「もっと速くなって、オリンピックに出たい!」と元気よく話してくれました。

区民会館集会室では、国際化イベントが開催され、午前中は、外国籍の子どもを含む小学生を対象に、食文化、ダンス、言語などのブースを回り共同作業を通じて多文化に理解を深めるプログラム「わくわくワールドずかんツアー~おどって、食べて、作って、しゃべって」が明治大学の多文化共生を専門とするゼミと協働して行われました。

参加した約200人の子どもたちはブースを回り、様々な国の踊りや料理、建物、言語の説明を聞き、日本との文化の違いについて、楽しみながら学んでいました。午後は、区内の大学と連携し、学生と地域の人たちが互いの国や文化の違いを理解しあう「 せたがや国際交流ラウンジ」が開催され、17人が参加しました。

多文化共生のまちづくりに向けて、昭和女子大学、駒澤大学、明治大学の外国人留学生がナビゲート役となり、様々な国の風習などを参加者と共有していました。

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■フィナーレは『きずな』を大合唱!

世田谷区民会館ホールでは、85周年を記念した記念コンサートが行われ、世田谷ゆかりの多彩なゲストが出演、約300人が来場しました。里見浩太朗さんがナレーターとなり、区民合唱団等が合唱・演奏・映像などで『世田谷区85年の歩み』をつづるコンサートや、区長と世田谷区ゆかりのゲスト(湯川れい子さん、駒崎弘樹さん、大山加奈さん)とのトークコーナー「世田谷未来構想トーク」、宮川彬良さんと平原まことさんによる「アキラさんとまこと君・区民ふたりのオーケストラ」などで大いに盛り上がり、フィナーレは、湯川れい子さん作詞、宮川彬良さん作曲の『きずな』を全員で大合唱しました。

その他の催しとして、宮城県南三陸町や群馬県川場村による物産コーナー、世田谷みやげの販売、世田谷産農産物の即売コーナー、区内障害者施設の自主生産品等の販売なども行われ、たくさんの人が目当てのものを買い求めていました。

この『世田谷区制施行85周年記念式典と記念イベント』の会場の様子を、下記の番組でご紹介します。

地モトTVおかえり!TOKYO
10月23日(月)放送予定
午前7:00~、午後7:00~、午後10:00~

是非ご覧ください!