特別支援学級等に通う子どもたちの力作ぞろい!『世田谷区手をつなぐ親の会 子どもたちの作品展』

■作品を思わず足を止めて見入る様子


区立小・中学校の特別支援学級や、都立の特別支援学校に通う世田谷区の子どもたちによる絵画や工作などが展示される「世田谷区手をつなぐ親の会 子どもたちの作品展」が、区役所第2庁舎1階ロビーで9月27日から10月5日まで行われました。

この作品展は、多くの人たちに障害のある子どもたちのことを知ってもらい、理解を深めてもらおうと、毎年この時期に開催しているもの。ことしで35回目を迎えます。

開催期間中は、19校の子どもたち約400名による作品が2期に分けて順に展示され、第1期では、世田谷区立小学校11校の特別支援学級の作品が展示されました。

会場には色鮮やかな作品が並び、折り紙を貼り合わせたカラフルな切り絵の花火、ペットボトルを加工して作った風鈴などの夏休みの思い出を感じさせる作品から、紙粘土に美しく着色された本物さながらのお菓子、自分で育てたホウキ草で手作りしたホウキまで、子どもたちが創意工夫した力作の数々が展示されています。

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これらの作品は、子どもたちが夏休みや授業中に、各自の視点で思い思いに作品を仕上げたもの。展示の中には、「障害」に対する理解の促進を図りたいという保護者の想いから、作品だけでなく子どもが在籍している学級がどんなところかを紹介した母親たち手づくりの案内も掲示されています。

素直に明るく表現された子どもたちの多彩な作品に、区役所に訪れた人々も思わず足を止めて見入っていました。

本展を主催した『手をつなぐ親の会』の人は、「展示されている作品は子どもたち一人ひとりが展覧会に向けて一生懸命作成したもの。創意工夫を凝らしてつくられた個性的な作品の数々を、ぜひ多くの方にご覧頂きたい。」と話していました。

10月6日からは「区立中学校特別支援学級の部」「特別支援学校の部」が展示されています。

【世田谷区手をつなぐ親の会 子どもたちの作品展】
<前期>9月27日(水)~10月5日(木)「区立小学校特別支援学級の部」
<後期>10月6日(金)~10月17日(火)「区立中学校特別支援学級の部」「特別支援学校の部」
会場:世田谷区役所第2庁舎1階ロビー