田植えをした次大堀公園の稲を守ろう!『かかし作りに挑戦&設置』

■自分たちで工夫を凝らして手作りしたかかしを設置している様子


世田谷区では、農作業の体験を通じて、子どもたちに自然と農業への理解を深めてもらうことを目的に、JA東京中央の協力により、昭和61年から毎年、次大夫堀公園の水田で田植えと稲刈り体験が行われています。

この田植えと稲刈体験に関連したイベントとして、今年初めて、近隣の児童館(鎌田児童館、喜多見児童館)の子どもたちがかかしを作り、稲穂の実った田んぼに設置するイベントが行われました。

5月の田植えに参加した「喜多見児童館」の子どもたちが、9月16日、かかし作りに挑戦、創意工夫を凝らしたかかしの作成が行われました。

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参加した子どもたちは、「大変だったけど楽しかった」「みんなで作れて嬉しかった、田んぼに飾るのが楽しみ」とかかしの設置を楽しみにしている様子。

喜多見児童館で作成された3体のかかしは、鎌田児童館の子どもたちが作成した3体とともに、9月20日に次大夫堀公園の田んぼに設置されました。

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順調に育つ稲穂を鳥などから守るため、子どもたちが工夫を凝らして手作りしたかかし6体がみんなの力で田んぼに設置されると、参加した子どもたちからは、「かかしを支えるのが大変だった、ひもを結ぶのが難しかったけど楽しかった」と笑顔でかかしたちを見渡し話していました。

設置された6体のかかしは、10月11日に開催される稲刈体験まで田んぼに設置され、稲穂を見守るということです。