ももクロも参加!「交通安全宣言都市せたがや」区民のつどい開催

■区民のつどいの様子


世田谷区では、交通事故を防ぎ安全な社会をつくるため、平成6年4月に「交通安全宣言」を行い、交通事故ゼロを目指した取り組みが推進されてきました。

ここ近年、世田谷区内における交通事故発生件数は減少傾向にありますが、高齢者や自転車が関係する交通事故の割合は高い状況が続いています。

こうしたことを受け、区民の交通安全に対する意識向上を図り、ともに安全な社会を実現するために、9月3日、区と区内警察署が協力し、「『交通安全宣言都市せたがや』区民のつどい」が開催されました。

今回で23回目を迎える「区民のつどい」では、式典のほか、人気グループ「ももいろクローバーZ」による交通安全にまつわるクイズやトークを交えた交通安全教室、警視庁音楽隊・カラーガードによる演奏・演技などが行われ、来場者は楽しみながら交通安全について学んでいました。

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■「ももいろクローバーZ」による交通安全教室の様子
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■警視庁音楽隊・カラーガードによる演奏・演技も行われました
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■式典の様子

式典では、保坂展人世田谷区長から、「近年、小さな子どもや高齢者といった交通弱者が増えている。区ではそうした交通弱者に配慮した交通マナーの徹底に総力を挙げて取り組んでいく。だれもが安心して安全に暮らせるよう、引き続き区民の皆さんにご協力をお願いしたい。」と話していました。

また、警察からは「今回の秋の全国交通安全運動では、子どもと高齢者の安全な交通の確保と高齢運転者の事故防止を運動の重点として、皆さまとともに交通安全運動を展開していきたい。」と、交通安全運動への参加・協力の呼びかけがあり、来場者は熱心に耳を傾けていました。

会場では最後に「私たちは、交通ルールを守り、社会や子供たちのお手本となります」「私たちは、譲り合いの精神で交通安全に努め、交通事故の撲滅を目指します」「私たちは交通安全活動を通じて、命の大切さを訴え、安全安心な街づくりを目指します」と交通安全宣言の誓いが読み上げられ、会場に集まった約1,000名の区民は交通安全について今一度意識を深めた様子でした。