祭りは熱く!打ち水は涼しく!~「大蒲田祭」開催~

■区長・自治会・町会長らによる打ち水の様子


JR蒲田駅東口駅前大通りで「大蒲田祭」が8月6日に開催されました。
「大蒲田祭」は、蒲田八幡神社の例大祭にあわせて毎年開催されていて、夏の風物詩として地域の人たちに親しまれています。

祭りの会場は、5つのエリアに分かれ、ダンスや太鼓演奏の披露や子供向けのゲームコーナー、懐かしの大道芸などがそれぞれ行われ、大蒲田祭とあわせて大田区が企画する「おおた打ち水大会」や蒲田地区連合による御輿連合渡御も行われ、バリエーションに富んだ夏のイベントとなりました。

歩行者天国になった駅前大通りでは、フラダンス、HIPHOPダンスなどの様々な踊りや太鼓演奏が披露され、暑さに負けない素晴らしいパフォーマンスで会場に来た人々を楽しませていました。

1 会場の様子
■会場の様子
2 フラダンス
■フラダンスのステージの様子

その隣では新空港線整備に向けたPRコーナーが設けられ、パンフレットやパネルを用いたPRが行われたほか、ペットボトルのキャップを使って電車の絵を完成させるキャップアートが作成されました。

01
■「電車の絵のキャップアート」の様子

会場を訪れていた桧山君(大田区蒲田在住)は、「楽しかった。景品でもらったペーパークラフトを早く作りたい。」と笑顔で語ってくれました。
3兄弟で来ていた城所さん(大田区蒲田在住)は「早く完成品が見たい。」とたくさんのキャップを一生懸命つけていました。

他にもバナナの叩き売りやガマの油売りなど懐かしの大道芸が会場内では行われ、威勢よく軽快な語り口と共に披露される技を、初めての大道芸に興味津々な子どもたちや、昔見た光景を懐かしむご年配の人たちが足を止め、見物していました。

3 大道芸 バナナのたたき売り
■昔なつかしの「バナナのたたき売り」の様子
4 大道芸 ガマの油
■「ガマの油」の大道芸に子どもたちは興味津々

午後3時になると、「おおた打ち水大会」が開催され、地元の自治会・町会長に続き、お祭りに遊びに来ていた子どもたちで、再生水を利用した打ち水が行われました。

大通り一面に水が撒かれ、涼しさが感じられるようになったところで、温度計で地表の温度を測ると、打ち水前と比べて8.2度低下(54.5度→46.3度)し、会場からは驚きの声が上がりました。

6 打ち水 子どもたち
■打ち水には子どもたちも参加!

娘と一緒にお祭りに遊びに来たという岡さん(42)は「踊りも見ることが出来て楽しんでいます。娘も打ち水にも参加して、涼しくなりますように、と水を撒きました」と楽しそうに語ってくれました。

 

※この「大蒲田祭」で作成された「電車の絵のキャップアート」は、8月7日から9月6日の約1ヶ月間、東急プラザ蒲田屋上「かまたえん」エントランスに展示されています。