夏休み演劇ワークショップ+発表会

■演劇の様子


めぐろパーシモンホール小ホールで、「子どものためのワークショップ2017 夏休み演劇ワークショップ」の発表会が7月29日に開催されました。

この夏休み演劇ワークショップは、6月に行われた平田オリザ氏による演劇入門ワークショップを受講した中学生・高校生が参加する、劇作家・演出家の吉田小夏氏による演劇集中ワークショップ。

この瞬間にしか出会えない仲間たちと、この瞬間の自分にしか出せない表現で、「自分にしか出来ない演技について考える」演劇の可能性を4日間のワークショップで体験し、その集大成としての発表会が行われました。

演目はシェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」を朗読劇風に仕立てたもの。

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■演劇の様子

30分間の上演後は、講師の吉田小夏氏と出演者17人によるトークセッションが行われました。

出演者からは「演劇は全く初めてで、最初は声が震え緊張していたけど、ワークショップを重ねてきたおかげで、今日の発表会はあまり緊張せずにできました。」や「ワークショップを始めるときは、4日間は長いなと思っていたけど、4日間なんてあっという間に過ぎてしまいました。今回のワークショップで演劇が大好きになりました。」など、一人一人からワークショップの感想が語られました。

また、講師の吉田小夏氏からは、4日間のワークショップと発表会を通じて見えた、出演者全員の個性などが親しみをもって丁寧に紹介されました。

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■トークセッションの様子

今回の夏休み演劇ワークショップの出演者は、演劇部の部長から全くの演劇未経験者までと様々で、学校の枠を超えた仲間たちと創りあげてきた発表会は、とても新鮮な経験になったようでした。