夢の実現へ!『子ども夢プロジェクト2017』計画発表会が開催

■わたあめアートに挑戦の計画発表の様子


子どもたちの興味があることや「実現したい」と思うさまざまな夢を応援する「子ども夢プロジェクト」。
このプロジェクトに参加する8つの児童館の子どもたちがチャレンジ成功へ向けて具体的な活動計画を報告する発表会が、6月25日に桜丘区民センターで行われました。

今回で13回目を迎える「子ども夢プロジェクト」は、子どもたちの「実現したい」と思う夢の成功に向けて、主体的に活動し、仲間たちと意見を交わしあい、学校生活や家庭生活では接することの少ない地域の大人たちなどと交流を持つことにより、主体性やコミュニケーション能力、表現力を培い、自身の夢の成功体験による自己肯定感を高めることを目的に行われています。

これまでに参加した子どもたちは、活動を通じて仲間との団結や粘り強く続けることの大切さ、思い通りにいかない悔しさ、成功させた達成感などを経験し学んでいます。

弦巻児童館、野沢児童館、松沢児童館、玉川台児童館、上用賀児童館、船橋児童館、喜多見児童館、上北沢児童館の8つの児童館を中心に結成されたグループのメンバーが、それぞれの夢と思いが詰まったプロジェクトの発表を行いました。

今回発表されたプロジェクトの内容は、「カラフルでかわいい形をした『わたあめアート』に挑戦する」「自作のジオラマ内で自作のラッピング電車を走らせる」「『あやかし』について調べ、今までにない大きなおばけがいる『おばけやしき』をつくる」「脚本から演出、演技に至るまで、子ども達のアイディアが詰まったミュージカルを上演する」などさまざま。
プロジェクターや小道具を使ったり、漫才やクイズを交えた発表をしたりするなど発表方法も工夫されていました。

あやかし(お化け)研究に関する計画発表
■あやかし(お化け)研究に関する計画発表の様子
自作ジオラマ内に自作ラッピング電車を走らせる計画発表
■自作ジオラマ内に自作ラッピング電車を走らせる計画発表の様子
オリジナルミュージカル制作の計画発表
■オリジナルミュージカル制作の計画発表

来場した保護者からは、「手間も時間もかかりそうで大変ですが、素晴らしいものができあがりそうですね。頑張ってください!」などとメッセージカードに応援の言葉が綴られました。

このカードは、発表を見たあとに各館へ向けてメッセージを記入してもらい、発表会終了後、集約して各館へ送るもので、例年子どもたちの励みになっているそうです。

また、発表のコメンテーターとして見に来た児童館OBからは、「発表内容からみんなが思い描く夢に対する気持ちが伝わってきた。夢をみる人から叶える人になってください。」と子どもたちを激励していました。

子どもたちは今日発表した計画をもとに本格的に活動を開始し、平成30年1月下旬の発表会では、活動の過程や成果が披露される予定だということです。