「せたがやそだち」を召し上がれ~第64回夏季農産物品評会~

■審査員たちがひとつひとつ丁寧に審査します


JRA馬事公苑前けやき広場で世田谷の初夏の恒例イベント「夏季農産物品評会」が6月10日・11日に開催されました。

夏季農産物品評会は、世田谷の農業と地場農産物への理解を深めてもらおうと毎年開かれているもの。
トマトやナス、キュウリなど、区内農家自慢の夏野菜などが数多く出品されました。

世田谷産の野菜の特徴は、都会育ちながらも長い歴史と伝統に裏打ちされた栽培技術により生産されていて、ほかの土地で栽培された野菜と比べても引けをとらないほど。

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10日に行われた品評会審査では、審査員たちが見事な夏野菜や花をひとつひとつ丁寧に審査し、東京都知事賞や世田谷区長賞などの特別賞に選ばれたものをはじめ、出品された496点は区内農家が大切に育てた品質の良いものばかりが並びました。

また会場では、他にも、野菜ソムリエによる「せたがやそだち」の野菜の試食も行われました。
人参、キュウリ、ズッキーニを使ったミニ講座では、調理法など熱心に聞き入る区民の姿も見られました。

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参加した人は、「世田谷で立派な野菜が収穫されていて、少し意外な感じがした。これからは、“せたがやそだち”の野菜を見かけたら購入してみたい。」と話してくれました。

11日には、品評会に出品されたものが一般向けに展示され、正午からは即売会が行われました。