多摩川台公園の紫陽花 もうすぐ見ごろです

紫陽花で有名な大田区立多摩川台公園は、多摩川に沿って伸びる丘陵地に約750mにわたって作られた緑豊かな公園です。

東急東横線・多摩川線多摩川駅徒歩1分の立地で、駅の改札を出るとすぐにアジサイ園の入り口があり、ぶらっと立ち寄るにもとても便利な場所にあります。

アジサイ園には、紫、青、ピンク、白など大小色とりどりのさまざまなアジサイを見ることができ、今、まさに見ごろを迎えようとしています。

ガクアジサイ、西洋アジサイ、ベニガクアジサイなど、7種類約3千株のアジサイが植えられていて、丘一面に咲き乱れる見事な紫陽花を見ようと、毎年、大勢の見物客が訪れます。

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公園管理事務所によると、今年は咲き始めが遅く、6月9日現在、5分咲きとのことで、見ごろは6月中旬頃がおすすめ。
現在は、ガクアジサイが先に咲き始めていて、これから西洋アジサイなどほかのアジサイも順に見ごろを迎えます。
今年も花は小ぶりだということですが、雨が多くなると、紫陽花の色艶も増し、より艶やかな姿を楽しめます。

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6月9日は、園内には多くの人が訪れ、水彩画の絵を描いたり写真を撮ったり、お昼ご飯を食べながらアジサイを愛でたりと、思い思いにアジサイを楽しんでいました。大田区蒲田から来ていた池谷昌宏さん(70歳)・園子さん(68歳)は「毎年、写真を撮りに来ています。アジサイは色づきがまだこれからという感じですね。」と笑顔で語ってくれました。

【大田区立多摩川台公園】
「アジサイ園」のほか、ハナショウブ、アヤメなどの湿地植物がある「水生植物園」や西洋庭園風の「四季の野草園」、多摩川下流域では最大といわれる「亀甲山(かめのこやま)古墳」をはじめとする大小10個の古墳群や「古墳展示室(午前9時から午後4時30分・年末年始・月曜休館、入場無料)」があります。
また、丘の上にあることから夕暮れ時の景観もすばらしく、区民の憩いの場として広く親しまれています。入園無料です。