「せたがや国際交流ラウンジ」が本格的に始動!

世田谷区では、東京2020大会を契機とした、区の国際化の進展を見据えての、区内大学などとの連携した多文化共生のまちづくりへの取組みが進められています。

その一環として平成28年度から、区内大学と区が協働し、区民同士の多文化交流ができる場「せたがや国際交流ラウンジ」の試行が行われてきました。

このラウンジは、留学生と区民の気軽な交流の場として、明治大学・昭和女子大学・駒沢大学の3大学と区の施設を利用して実施されていて、3大学の留学生がナビゲーターを努めています。

本格的に実施する第1回目となった今回は、「世界のおはなし」をテーマに、ナビゲーターが、自国に伝わる昔話・民話についてプレゼーションし、他国との比較や疑問点などをグループごとに話し合い、日本との比較などについてを参加者と語り合いました。

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気軽な雰囲気の中で、言葉や文化の違いを超えたつながりを作る地域交流が行われ、外国人留学生や地域住民など、約15人が参加し活発な意見交換が行われました。

参加者からは、「いろいろな国の昔話を聞くことができ、その国の歴史や文化によって昔話に違いがあることが分かった。」「一つのテーマで話し合うのは思った以上に楽しかった。」「文化の違いが知れてよかった、また参加したい。」といった声があがっていました。

現在、世田谷区内在住の外国人人口は、14,887人(平成24年8月1日現在)から19,035人(平成29年5月1日現在)と増加していて、多様な言語や文化的背景を持つ来訪者を受け入れるためにも、国籍を問わず、地域で交流できる機会を設ける必要があります。

今回の本格的な実施を通じて、地域の国際化と国際交流を推進するとともに、将来的に在住外国人の居場所づくりと東京2020大会に向けた国際交流の担い手の育成につながればとの想いが込められています。

【せたがや国際交流ラウンジ】
区内での今後の予定

・6月10日:世田谷文化生活情報センター セミナールームA(太子堂4-1-1 キャロットタワー4階)
テーマ:にほんご(好きな言葉・不思議な言葉)

・6月17日:昭和女子大学 学園本部館 中会議室(太子堂1-7-57)
テーマ:世界の学校(ルールや教育制度の違い)

・開催時間 各回 午後2時~午後4時
※申し込み不要。当日直接会場へ

◆この『せたがや国際交流ラウンジ』について、下記の番組でもご紹介します。

地モトTVおかえり!TOKYO
6月8日(木)放送予定

午前7:00~、午後7:00~、午後10:00~

是非ご覧ください!