門前町の雰囲気を持った商店街にリニューアル!「池上本門寺通り商店会」


■アーチも改修され門前町の雰囲気に



「池上本門寺通り商店会」は、池上本門寺の参道に位置する商店街。池上本門寺の参道にふさわしい、門前町の雰囲気を大切にした街並みになるようにと、区と商店街景観設備事業についての検討が行われてきました。

平成27年度に全体の計画が策定され、平成28年度に工事が着手、平成29年3月30日に工事が完了となりました。

今回のリニューアルに伴い、商店街はアーチの改修が行われ、野立て傘・行灯の設置、駐車禁止・通行止めサインの設置、商店会名と各店舗の名前が入った日よけ暖簾の設置などが行われました。

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■改修された商店街入口のアーチ
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■野立て傘、駐車禁止のサイン
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■ 行燈、駐車禁止の車止め、名入りの暖簾

5月7日、工事が完了したことをうけ、竣工記念式典が「池上本門寺通り商店会」で行われました。

当日は、この時期にしては、気温が高く、ゴールデンウィークの最終日とあって、池上本門寺通り商店会も午前中から多くの人でにぎわいました。

式典にあわせ、商店会前の道路を封鎖して開催されたフリーマーケットには、多くの地元の人が出店し、道行く人が足を止め賑やかにやり取りが行われていました。

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■にぎわう商店街の様子
大田区1
■ 野点を楽しむ松原忠義大田区長

式典の前には、傘の下で表千家による野点が行われ、松原忠義大田区長も完成した景観を眺めながらお茶を楽しみました。

今回の景観整備事業に当初から関わり、その完成のために尽力した池上本門寺通り商店会会長の中澤通さんは、「7年前に景観整備事業の申請をしてからここまで、地域の盛り上げのため、古くからの池上本門寺参道としての情緒を出していくという商店会の意思の表れとして努力してきた。池上駅舎の改築を2020年に控え、池上地域がどう変わっていくのか、わくわくする。」と、先を見据えたその胸中を語っていました。

松原忠義大田区長は式典で、「大田区では羽田空港の次に池上本門寺と言われ、その池上本門寺をお参りしてきた人々にとっての憩いの場となるこの商店会のまちづくりへの努力にお礼を申し上げたい。」と、感謝の言葉を述べました。