~みんなで目黒を美しく~『2017 WE LOVE MEGURO』

■植え込みの中には多くのごみが


爽やかな好天に恵まれた4 月16日、目黒の街を清潔で魅力あるまちとして守っていく運動の一環として、東京目黒ロータリークラブが毎年実施する清掃イベント「WE LOVE MEGURO」が行われました。

今年で9回目を迎えるこの奉仕活動には、少年サッカーチーム、ボーイスカウトや町会・自治会などの区民団体、事業者のほか、目黒区役所、目黒警察署、目黒消防署も含め、約1,000人(約40団体)ものボランティアが参加しました。

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■約1,000人のボランティアが参加しました

朝、10時半、参加者たちが区内11カ所にそれぞれ集合すると、古着で作られた灰色の軍手とごみ回収袋が手渡され、メイン会場の中目黒公園を目指して18のコースに分かれて清掃活動が開始されました。

大橋ジャンクション付近から、中目黒方面に向かう山手通りの沿道では、目黒天空庭園開園以降、訪れる人が多くなったということもあり、「植え込みの陰にタバコの吸殻があるよ」「桜を見に来た時にごみを捨てたのかな」と、ごみを拾っていた子どもたちは想像以上のごみの多さとマナーの悪さにあきれるように言っていました。

レストランや商店が立ち並ぶ沿道では、たばこの吸い殻やビン、缶、壊れたビニール傘などが多く落ちており、参加者のビニール袋はすぐにいっぱいに。通りがかった人からは「ごくろうさま」「ありがとう」という声も聞こえていました。

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■こんなにごみ袋が一杯に
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■様々なごみが落ちていました

駒沢通り東横線ガード下に集合した二つの班では、駒沢通りを左右に分かれて沿道の清掃活動が行われました。
同様に植え込みの中には、多くのごみが隠れていた他、道路上にはポイ捨ての吸い殻が目立っていました。
清掃活動中は「自転車通ります!」などかけ声をかけあうなど、参加者や周囲の交通安全に配慮して行われ、無事、中目黒公園に到着となりました。

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■回収してきたごみを分別している様子

区内各地で集められた大量のごみの中には、ビンや缶、たばこの吸い殻、ビニール袋などが多くみられました。
ごみの回収・分別後は、各参加者にお弁当と飲み物、そして「WE LOVE MEGURO」のロゴが入ったフェイスタオルが配られ、主催者である道面(どうめん)東京目黒ロータリークラブ会長の挨拶や、目黒区長などの挨拶があり、12時過ぎに閉会となりました。

道面(どうめん)会長からは、「この活動を通じて、子どもの道徳心を育むことができていると感謝をいただいたことがある。そういった点からも、今後も活動を続けていきたい。」とのコメントがあり、また、参加した人は、「街が少しでもきれいになって、子どもたちもポイ捨てしないように心掛けてくれるようになってほしいです」と話していました。