桜花舞う中 盛大に!文豪のまち『馬込文士村大桜まつり』

4月2日、大田区の桜並木公園と馬込桜並木通り一帯で、毎年恒例の春の一大イベント「馬込文士村大桜まつり」が開催されました。

今年で第27回目を迎える「馬込文士村大桜まつり」は、馬込の19名の町会長と6名の商店会長が実行委員として全体の指揮をとり、約250名にのぼる人たちが運営委員として、企画・調整に携わっています。

当日は晴天に恵まれ、全長約600メートルに渡って約90本の桜が咲き誇る馬込桜並木通りには、地元の人が出店している模擬店が立ち並び、馬込との交流が深い岐阜県郡上市明宝地区の特産物などの販売も行なわれ、多くの人たちでにぎわい華やかで盛大な「おまつり」となりました。

また、この通りでは、町会女性部や地元金融機関の人たちによる、恒例の「流し踊り」や「阿波踊り」が桜花舞う中、盛大に披露され、まつりをさらにいっそう盛り上げていました。

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大正末期から昭和初期にかけて多くの文豪が界隈に住んだ『馬込文士村』の名にふさわしい、文化の香りあふれるイベントとして、今年も「俳句大会」が開催されました。例年、約5千を超える俳句が参加者から寄せられ、地元の小中高学生からも数多くの素晴らしい作品が投句されました。

そして会場では、「俳句大会」の表彰式や、入賞者の発表、賞状の授与も行われました。

大桜まつり当日は、特別に周辺の文化施設である、龍子記念館、熊谷恒子記念館の入場料も無料となりました。

「馬込文士村大桜まつり」は毎年、4月の第一日曜日に開催されています。