これで準備OK!! 本番前に投票体験!『選挙出前授業』

■用紙が交付されている模擬投票の様子


3月21日、都立目黒高等学校で、目黒区選挙管理委員会による選挙出前授業が行われました。

目黒区選挙管理委員会では、選挙権年齢が「満20歳以上」から「満18歳以上」に引き下げられたことを受けて、新たに選挙権を得る世代の政治参加意識を向上させるための取組みが行われています。

昨年度は目黒区の都立高校3校、私立高校1校で出前授業が行われ、今年度は「18歳選挙権元年」と位置づけ、より実践的内容にするなど、これまで以上に主権者としての意識を高められるような取り組みが行われています。今年度は既に2校で選挙出前授業が実施されています。

今回も、目黒区選挙管理委員会とNPO法人YouthCreateが協力、都立目黒高等学校2年生を対象に選挙出前授業が実施されました。

はじめにNPO法人YouthCreate原田代表と目黒区選挙管理委員会事務局職員による講座が行われました。

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■NPO法人YouthCreate 原田代表による講座の様子
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■目黒区選挙管理委員会事務局職員による講座の様子

原田代表は自分の身近なこと、興味や関心のあることを「軸」として、「自分の軸と政治の繋がり」について考えてほしいと話し、また、目黒区選挙管理委員会事務局職員は高校生に身近なスマートフォンを使うと、選挙の情報の収集がしやすいこと、一方で選挙違反になる使い方もあることをクイズも交え説明しました。

その後、架空の選挙に参加する模擬選挙が行われました。

事前に選挙公報を読み、候補者について意見をまとめていた生徒たちは、候補者の演説を動画で視聴したあと、自身が投票する候補者を決め、投票となりました。

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■模擬投票の様子

本物の投票箱、記載台、投票用紙交付機、特殊コーティングした投票用紙を使用し、実際の投票所さながらの雰囲気のなか投票体験を行った生徒たちは、緊張しながら一票を投じていました。

再度講座に戻り、今度は実際に昨年の参議院議員選挙を経験した3年生から、投票した感想などの話がありました。

3年生は、「実際の投票所と今日の模擬投票所はよく似ている」、「昨年受けたこの出前授業を聞いてぜひ投票したいと思っていた」、「わからないことも多いが、政治のニュースや授業をよく聞いて誰に投票するか考えてほしい」などと2年生に呼びかけていました。

最後にYouthCreate原田代表から、模擬投票の結果の発表がされると、生徒たちからはさまざまな声や拍手が起きていました。
まとめとして YouthCreate原田代表は、改めて夏の都議会議員選挙に向けた考え方が話され、出前授業は終了となりました。

◆この『選挙出前授業』の様子を、下記の番組で放送します。

地モトTVおかえり!TOKYO
4月13日(木)放送予定
午前7:00~、午後7:00~、午後10:00~

是非ご覧ください!