梅の花と日本文化を楽しもう!多文化交流会「ジャパンデイ」

■茶道のお点前を楽しむ様子


満開の梅の花に春光降り注ぐ池上梅園で、2月26日、多文化交流会『ジャパンデイ』が開催されました。

今年は4回目の開催となり、都内屈指の梅の名所『池上梅園』が初めて会場となり、『池上地区まちおこしの会』主催イベント『梅まつり』と連携しての同日開催となりました。

この企画は、日本伝統文化の紹介を通じて、外国人区民が増加する大田区で、外国人・日本人相互の多文化理解を推進しようと開催されました。

池上梅園では、伝統的な建築様式の茶室や座論梅(ザロンバイ)など特色ある梅花を楽しむことができ、外国人の来園者向けには英語・中国語のボランティアガイドの解説が行われました。

園内では、茶道お点前や書道の体験、けん玉、折紙といった懐かしい日本の遊びを楽しむことができ、また、季節の雛人形も展示され、訪れた人々の人気を集めていました。

日本語学校の友人とイベントに参加したというベトナム人の男性は、「茶道体験が面白かった。ベトナムにもお茶はあるが、こんなに色や味の濃いお茶はないし、独特な作法も知ることが出来て良かった」と語っていました。

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■お餅つき会場の様子

また、隣接する『池上本門寺』では、池上本門寺を散策するコース案内も、ボランティアによって多言語で実施され、『梅まつり』の会場である南之院駐車場では、つきたての餅がふるまわれ、地域の弁当『池めし』や池上みやげを買い求める人でにぎわいをみせていました。