来る年も良い年でありますように~古民家で親子がもちつき体験!

12月24日、岡本公園民家園(岡本2-19-1)で、親子連れなどを中心に「もちつき体験」が行われました。

世田谷区にある2つの民家園は、「生きている古民家」をテーマに、江戸時代後期の農村風景が再現されていて、日本古来の伝統の技術を実際に体験することができます。この日行われた「もちつき体験」は、民家園の「年中行事」の一環で、参加者は親子連れなど12組計約60人、「もちつき」は古民家の庭先で行われました。

グループごとに持参した、洗って水に浸しておいた「もち米」は、1うす分(3kg)から2うす分(6kg)程度。参加者は、区職員や民家園ボランティア「食農研究会」が搗く、見本用のもちつきを見学し、「もちは熱いうちに搗きましょう」などの注意点をききながら、持参した「もち米」が、古民家の中のかまどでふかし上がるのを待ちます。

20分ほどしてもち米がふかし上がると、各グループ用に用意された臼に入れられ、お父さんやお母さんなど3~4人がかりでこねて、ある程度こね上がったところで大きな杵でつき始めます。

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大きい杵でお父さんがもちをつき、お母さんが手返しを務めると、上手に力強く心地よい音を響かせる人が多かったが、もちつきも2うす目になるとすぐに疲れて交代するなど、日ごろの自分の運動不足を嘆くお父さんも見られました。

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「僕もやりたい。早く代わって!」などと待ちきれない子どもたちは、もちがだいたいつき上がってきたところで、交代してもらうと大喜び!小さい杵を使いながらよろけたり、手伝ってもらったりして杵を振り下ろし、歓声を上げながら笑顔でもちつきに挑戦していました。

今回の「もちつき」で職員などがついたもちは、お汁粉にされ、来園者に無料で配られました。

◆この『もちつき体験』の様子を、下記の番組でくわしくご紹介します。

地モトTVおかえり!TOKYO
12月29日(木)放送予定
午前7:00~、午後7:00~、午後10:00~

是非ご覧ください!