田園調布のイチョウ並木が黄金のトンネルに!

■田園調布のイチョウ並木の様子(11月25日)


田園調布駅西口から放射線状に広がる街路にある『田園調布のイチョウ並木』。
11月25日には見ごろを迎え、通行人の目を楽しませています。
この黄金のトンネルを思わせるイチョウ並木は、大田区内の紅葉スポットの1つとなっています。

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東急目黒線田園調布駅西口の前にある小さな池の前からは、放射状に広がる3本の街路樹を見渡すことができます。
この街路の両側には、それぞれ200mほどにわたり、159本の銀杏の大樹が街路樹として植えられていて、各家の花壇・生け垣とも調和し、風景を楽しみながら散策できるスポットとなっています。

11月25日の時点では、日当たりの加減で、まだ緑色の部分がありますが、11月下旬にかけてが見ごろとなっています。

(放射状の街路の豆知識)
田園調布の住宅街は、渋沢栄一氏の計画により、大正7年から建設された、日本で最初の住宅専用市街地。
駅東側は、主に商業地域として、また西側は、住宅地として分譲され、特に西側は駅を中心に放射状道路と同心円状道路が設定され、街頭、街路樹、上下水道などが配置されています。また敷地と奥屋の面積の割合、道路や隣家との間は生け垣を用いるなど、まちなみに自然との調和や、景観を保つための配慮がされています。