新鮮な秋キャベツと赤カブを収穫しよう♪

11月12日、世田谷区深沢の栗山農園で秋きゃべつと赤カブの収穫体験が行われました。

この収穫体験は、家族で参加できる健康的なレクリエーションの場を提供するとともに、新鮮で安心安全な食物の供給についてや、農地を都市における貴重なオープンスペースとして保全していくことの重要性を、収穫体験を通じて近隣住民や目黒区民に考えてもらう機会になればと実施されています。

収穫体験の当日は、昨日までの雨がすっかり上がり、快晴の秋空の中で行われ、開園時の午前9時には、30人近くの親子連れなどの行列ができ、 収穫を「今か、今か」と待っている様子がみられました。

最初に農園主から収穫の方法や刃物の取扱いには十分注意するなどの説明があり、その後、参加者は広いきゃべつ畑に入っていきます。

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今年は天候不順の影響などから、生育がやや遅れ気味のため、参加者たちは少しでも大きなきゃべつを収穫しようと、真剣なまなざしで畑を見渡していました。

栗山農園には、やや小ぶりながらも身がぎゅっ!と締まったみずみずしいきゃべつが畑いっぱいに育っており、参加者は、大きな葉に包まれ、朝露がまだ残る新鮮なきゃべつを傷つけないよう慎重に収穫をしていました。

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■今回は秋きゃべつの他、赤カブの収穫体験も。

参加者の一人は、「最近は野菜の値段が高騰していて、スーパーでは1玉300円以上もする。ここでの朝採り新鮮きゃべつは1玉200円なので、とっても貴重。今晩はロールキャベツを作り、赤カブはお漬物にして美味しくいただきます。」と楽しそうに話してくれ、片手にきゃべつ2玉、もう片手に赤カブ5株を手にしていました。

また、別の親子連れは、「今晩はお鍋にします。料理に使わない葉っぱも家で飼っている愛犬の食事になるので、貴重な野菜を余さず大事に使います」と話してくれました。

きゃべつは1グループにつき2玉まで収穫でき、1玉200円で買い取れ、また、赤カブは5株200円での買い取りとなります。
この催しは13日にも開催される予定ででしたが、収穫予定数に達したために、今回の収穫で終了となりました。