多摩美の衣裳展 ~サーカスとオペラのパラード

多摩美術大学上野毛キャンパスの演劇舞踊デザイン学科 劇場美術デザインコースの2・3年生による舞台衣裳展が、iTSCOM STUDIO&HALL 二子玉川ライズで開催されています。

この展示会は、多摩美術大学と二子玉川ライズとの地域連携によりスタートしたアートプロジェクト「タマリバーズ」の一環として開催されています。
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3年衣裳ゼミ生の展示は、7月末に大学内で公演するモーツァルトのオペラ『コジ・ファン・トゥッテ』の衣裳。
実際に公演で使用される衣裳を、演出家との打ち合わせを通し、デザインやテキスタイル、素材、型を探求しながら、オペラ衣裳として作り上げた作品が展示されています。
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2年生の展示は、サティ、コクトー、ピカソのバレエ作品『パラード』を題材として、学生たち自らが展示空間をデザインしながらそれぞれの役のイメージをオブジェとして制作した作品です。
6人のグループによる共同制作で、各グループでパラードの世界観を表現しています。
この課題には「自然素材」を主なマテリアルとする要件が設定されていて、古新聞や貝殻などの素材が使用されています。

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多摩美大生たちの感性の光る作品が楽しめる展示となっています。

■多摩美の衣裳展『サーカスとオペラのパラード』
7月13日(水)~15日(金)
10:00~19:00(15日は10:00~15:00)
iTSCOM STUDIO&HALL 二子玉川ライズ
入場無料