「子ども夢プロジェクト2016」計画発表会開催

子どもたちが自分たちの興味のあることや「実現したい」と思う夢の成功に向けて、子どもたちが中心となり活動し、仲間たちと意見を交わしあい、地域の大人たちと交流を持つことなどにより、社会参画意識やコミュニケーション能力を培い、自身の将来に向かって自ら考える力や行動する力をはぐくむことを目的に行われている「子ども夢プロジェクト」。

これまでに参加した子どもたちは、活動を通じて仲間との団結や粘り強く続けることの大切さ、思い通りにいかない悔しさ、成功させた達成感などを経験し、大きく成長しています。

6月26日、若林児童館、桜丘児童館、代田児童館、等々力児童館、新町児童館、山野児童館、祖師谷児童館、上祖師谷ぱる児童館の8つの児童館を中心に結成されたグループのメンバーが、それぞれの目指すチャレンジの成功に向けた活動計画をそれぞれ自由な発想で考えた方法での発表会が行われました。

DSC_0080
DSC_0038

今回発表されたチャレンジの内容は、「ダンボールを使い、子どもが乗れるオリジナルカーを作る」「落語や曲芸など“和テイスト”の出し物を演じる演芸団を立上げ、地域施設で公演を行い、交流をはかる」「丸太で家のミニチュアを作り、その中に子どもの夢(ロケット、パン、お菓子の家、自作漫画)を詰めて展示する」「バンドの出演から衣装・グッズ制作、照明、会場デザインなどを作り上げて単独ライブを実現する」などさまざま。プロジェクターを使用したり、パフォーマンスの実演をしたりなど発表方法も工夫されていました。

来場した保護者は、「計画の段階でこれだけ形になっていることにとても驚きました。今後、もっと練習してすばらしい発表会になることを楽しみにしています。」などと応援メッセージカードで激励、このカードは、発表を見たあとに各館へ向けて激励のメッセージを記入してもらい、発表会終了後、集約して各館へ送るもので、例年子どもたちの励みになっています。また、発表のアドバイザーとして見に来た児童館OB の青年は、「発表した夢を、みんなの力を合わせて実現して下さい。」と子どもたちを応援しました。

子どもたちは今日発表した計画をもとに本格的に活動を開始し、2017年1月下旬の発表会で、活動の過程や成果が披露されます。