「せたがやそだち」の夏野菜を召し上がれ~第63回夏季農産物品評会

6月11日・12日と世田谷の恒例イベント「夏季農産物品評会」が、JRA馬事公苑前けやき広場で開催されました。
11日には品評会の審査が行われ、区内農家が丹精込めて育てた自慢の夏野菜など555点がずらりと並びました。

この夏季農産物品評会は、世田谷の農業と地場農産物への理解を深めてもらおうと毎年開かれているもの。
今年の品評会では、トマトやナス、キュウリなど、区内農家自慢の夏野菜などが数多く出品されました。
世田谷で育った野菜は、都会育ちながらも長い歴史と伝統に裏打ちされた栽培技術により生産されていて、他の生産地のものと比べても品質で引けをとりません。

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品評会審査では、審査員たちが見事な夏野菜や花をひとつずつ審査し、東京都知事賞や世田谷区長賞などの特別賞に選ばれたものをはじめ、出品された555点は農家が大切に育てた品質の良いものばかりが並びました。
品評会に出品されたものは、12日には一般向けに展示即売が行われました。

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また、野菜ソムリエによる「せたがやそだち」の野菜の試食も実施され、昨年に引き続き好評を博しており、この日行われた3回のミニ講座(先着30名)は全て満席で立ち見がでるほど。
中には、3回の講座全てに参加する人もおり、「昨年も参加してレシピを実践した。今日も早速夕飯に、ジャガイモのアンチョビソテーを作る。」と話していました。

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12日には、園芸即売市が開催され、新鮮な「せたがやそだち」の夏野菜の即売市や、せたがや野菜を使用した食育講座・食育ゲーム「食リンピック」などが開催されました。
食育講座ではせたがや野菜を使った料理の試食が行われ、参加者は旬の野菜を楽しみました。
子どもも楽しめる「食リンピック」では、お箸の上手な使い方を遊びながら学ぶ「大豆運びゲーム」や、本物の削りだしでとった簡単味噌汁と野菜のヘタや皮、切れ端で作るだし“ベジブロス”が味わえる「だしカフェ」、旬の野菜の花を当てるクイズなどのイベントが開催され、楽しいゲームを通して食について学ぶ2日間となりました。

なお、6月16日(木)はJA東京中央千歳支店(世田谷区粕谷3-1-1)、18日(土)は喜多見駅前南口広場(世田谷区喜多見8-21)とJA世田谷目黒本店(世田谷区桜新町2-8-1)で農産物即売市等が開催される予定です。


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◆この「第63回夏季農産物品評会」の様子は、
下記番組内でもご紹介します。

地モトTVおかえり!TOKYO
6月20日(月)
午前7:00~、午後7:00~、午後10:00~

是非ご覧ください!