地域のトピックス

公益財団法人世田谷区スポーツ振興財団は、ウォーキングへの関心を高め、世田谷区民の健康増進・体力向上を図る機会を提供することを目的に、毎年「多摩川ウォーク」を開催しています。17回目の今年は5月8日に開催され、当日は747名が参加し、自然豊かな多摩川を眺めながら、それぞれのペースでウォーキングを楽しんでいる姿が見られました。



今回は、多摩川八景のひとつ、兵庫島公園を出発して多摩川上流へ向かって歩くコースで開催され、体力、目的に合わせて、健脚コースとハーフコースの2種類が用意されました。
会場では、初夏の日差しが降り注ぐ中、こころと体をリフレッシュしようと、ハーフコースには４８０名、健脚コースには２６７名が参加し、それぞれのゴールへ向けて出発しました。
スタート地点の兵庫島公園は二子玉川駅に近く、池や小川、芝生エリアなどが整備されたピクニックや日光浴ができる人気スポット。参加者は、さわやかな風を受けながら光る水面や、色鮮やかな緑の葉が生い茂る木々など、様々な表情を見せる多摩川の自然を体感しながら上流へ向けて歩きました。
ハーフコースに参加した親子連れは、野鳥を見つけて「何て言う鳥かな？」と話すなど、会話を楽しみながら、ウォーキングを通じて親子の絆を深めていました。



各ゴールでは、完歩した参加者に完歩証が贈られたほか、「母の日」にちなみ、毎年恒例となった参加賞のカーネーションが配られました。また、東日本大震災の復興支援金及び熊本地震災害支援金の募集も行われ、集まった支援金は世田谷区を通じて各被災地に送られます。