小中学生の将棋大会「花みず木竜王戦」が開催されました!

4月29日、二子玉川で開催された「第34回二子玉川花みず木フェスティバル」の催しの一つとして、小中学生の将棋大会「花みず木竜王戦」が開催され、96人の小中学生による熱戦が繰り広げられました。

「花みず木竜王戦」は、子どもたちが伝統文化に親しむことを目的に毎年開催されています。
毎年人気が高く、今回も世田谷区内在住・在学の小・中学生229名の応募の中から抽選で選ばれた子どもたちが参加しました。
小学生低学年(1~3年生)・小学生高学年(4~6年生)・中学生の3クラスに分かれて、日頃培ってきた将棋の実力を発揮し、大人顔負けの熱戦が繰り広げられました。

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予選大会・決勝大会が行われた二子玉川小学校では、プロ棋士等が先生となり、初心者の小学生向けに将棋教室も開かれました。
子どもたちは、駒の動かし方や、対局の始めと終わりの挨拶などについて説明を受けると、早速、駒を打ち鳴らしていました。

決勝戦は玉川髙島屋の特設会場に場所を移し、解説付きで対局が行われました。
最初は大勢の観客の前で緊張気味だった決勝戦に進出した子どもたちも、対局が進むにつれ真剣な顔つきに変わり、解説のプロ棋士も「見事な攻防」と唸る対局となり、会場の観客はその戦いぶりに見入っている様子でした。
表彰式では、受賞した子どもたちは揃って笑顔を見せ、うれしそうにメダルを受け取っていました。

また、あわせて、「世田谷花みず木女流オープン戦」も開催されました。
出場棋士は、室谷由紀(むろや ゆき)女流二段、山口恵梨子(やまぐち えりこ)女流初段、渡部愛(わたなべ まな)女流初段、飯野愛(いいの あい)女流1級の4人で、こちらの対局も、熱い戦いとなりました。