復興を支援し続ける目黒区で、今年も『友好都市・気仙沼市復興応援写真展』

東日本大震災の発生から5年を迎え、震災を風化させないようにと、目黒区では、友好都市である気仙沼市の復興を引き続き支援するため、3月2日から目黒区総合庁舎1階休憩コーナーで「友好都市・気仙沼市復興応援写真展」が開催されていて、今年で5回目となります。
この写真展は、友好都市・気仙沼市の現状を伝え、被災地まで赴くことのできない目黒区民に、身近なところで震災及び被災地に思いを馳せ、また、改めて災害に対して地域と世代を超えて考える機会となることが期待されています。

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目黒区と気仙沼市は、平成8年から続いている「目黒のさんま祭」を通じ、目黒区民と気仙沼市民との交流が深まってきたことを契機に、平成22年9月に友好都市協定を締結しています。
その翌年の3月11日に東日本大震災により、気仙沼市をはじめ東日本地域は甚大な被害を受け、今年で被災から5年が経過しようとしています。
そこで今回の開催も、友好都市・気仙沼市とのこれまでの交流や被災から現在の復興状況をより多くの人に知ってもらうため、『震災前の気仙沼市』『目黒区との交流の様子』『被災直後の様子と気仙沼市の復興状況』という3つのテーマに分けて写真とパネルを展示しています。

目黒区では、復興支援策として、気仙沼市出身の音楽家たちが参加した東日本大震災復興支援コンサート(2月28日に実施)や、目黒区美術館で、「気仙沼と、東日本大震災の記憶-リアス・アーク美術館 東日本大震災の記録と津波の災害史-」展(3月21日まで開催。)など、多方面から復興を支援しています。