多摩川河川敷で毎年恒例の「どんど焼き」が開催されました!

1月17日(日)、世田谷区喜多見地区恒例の小正月の火祭り『どんど焼き』が多摩川河川敷で行われました。
多くの地域の人たちが見守る中、やぐらが盛大に燃え、冬の青空に火の粉が舞い上がりました。

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この催しは、地元のどんど焼き実行委員会が毎年実施しているもので、今年で27年目。『どんど焼き』は、お正月に飾る門松、しめ縄、おふだ、熊手などを燃やし、その火に当たったり、焼いたもちを食べたりして無病息災をを願う伝統行事です。
以前は全国各地で見られましたが、材料となる萱の確保や火を燃やせる場所の問題などから、最近では行われる場所が減りつつあります。

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『どんど焼き』の開催に備え、関係者たちが1週間前から河川敷にやぐらを組んで準備を進めてきました。
やぐらに火がつけられると、あっという間に白い煙が広がり、激しい勢いで火に包まれました。
集まった人々からは「こんなに大きいやぐらのどんど焼きは初めて見た。」と驚く声があがり、会場では離れて見ていても感じる熱気に歓声があがっていました。
火が弱まると、実行委員会から4~5メートルの長さの竹の棒が配られ、子どもたちはその先端に結び付けたもちを焼いて食べ、今年一年の無病息災を願いました。