目黒区立東山小学校で、田中理恵さんが 「あいさつの大切さ」など伝える

目黒区立東山小学校で、1月19日、ロンドンオリンピック女子体操日本代表の元体操選手・田中理恵さんを招いた「こころのチャレンジプロジェクト」(主催:東京都/こころの東京革命協会)が開催されました。

東京都とこころの東京革命協会は、次代を担う子供に対して、親と大人が責任を持って正義感や倫理観、思いやりの心を育み、人が生きていく上で当然の心得を伝えていく「こころの東京革命」を推進しています。
この取組の一環として、著名なアスリートがスポーツを通じて学んだ大切なことを子供に伝える「こころのチャレンジプロジェクト」が実施されています。
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今回は、目黒区立東山小学校の児童約900名と保護者・地域住民約550名が参加し、田中さんのトークショーやスポーツ指導を楽しみました。
トークショーの中では、田中さんから「あいさつの大切さ」や「相手をおもいやることの大切さ」等について体験談を踏まえた話しがありました。
児童からの質問コーナーでは、「選手時代を振り返って、子供たちに伝えたい教訓は?」という質問に、「努力することと続けることが大事。 勉強も続けることで問題に回答できたときの喜びがあるので、頑張ってほしいです。」と答え、児童・保護者からも大きな拍手が起こりました。
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その後、スポーツ体験コーナーでは、田中さんによるマット運動体験が行われました。
田中さんは児童にお手本を披露した後、低学年には前転を、高学年には開脚前転をそれぞれ指導し、綺麗にできた児童たちに「よくできたね。」と声をかけていました。
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イベント終了後の保護者・地域住民との懇談会では、保護者からの「子供のやる気にムラがあるので、モチベーションを持続させる方法は?」という質問に、田中さんは「両親は私に何ができるようになったかを聞かず、子供の私からしゃべりたくなるように、小さなことでもほめたりすることで、モチベーションを高めてくれました。」とアドバイスしていました。