使いきれない食品・食材を美味しく変身「サルベージパーティー」を開催!

日本では、年間約1,700万トンの食品廃棄物が排出されています。このうち食品ロスは、年間約500~800万トンと推定されています。
世田谷区では、こうした“もったいない”現状を踏まえ、講師による家庭に余りがちな野菜や調味料を工夫して、
華麗にパーティー料理に大変身させる料理講習会「サルベージパーティー」を12月19日(土)、世田谷区消費生活センターで開催しました。

_サルベジDSC0009

廃棄されることの多い調味料、野菜、穀物などと、いただきものとして多い缶詰などの食材を使用したメニューを、講師のフレンチ・イタリアンシェフの志田由彦氏がパーティー料理にグレードアップ。
野菜は皮の切り方を工夫して料理とともに盛り付けて装飾するなどして参加者を驚かせました。
一人で参加した男性は「休みの日に料理をするが、家の冷蔵庫の奥のほうに残っているものをどうにか上手に活用できないかと思ったことから自ら参加してみた。あまりない発想で有効に活用できることが分かり、家でやってみようと思った。食品ロスへの解決策として今後参考にしていきたい。」と話していました。