障がい者理解の促進を目指し『第37回区民ふれあいフェスタ』開催!

■点字教室の体験の様子


世田谷区民会館及び区役所中庭で、世田谷区制85周年「第37回区民ふれあいフェスタ」が12月3日、開催されました。このイベントは、12月3日から9日までの障害者週間に合わせて、地域社会全体の障がい者理解の促進を目指した取り組みとして開催され、昭和56年から始まり、今年で37回目となります。

区民会館ステージでは、障がいがありながらも自立した生活を送っている人や障がい者雇用に積極的に取り組んでいる企業・団体への区長表彰が行われました。保坂区長からは「障がい者理解を地域へ広げ、誰もが住みやすく安心して過ごせるよう区も全力を上げて取り組んでいきます。受賞者の方々、支えているご家族、仲間、職場の皆さんに敬意を表します。おめでとうございます。」と言葉が贈られました。

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■会場の様子
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■表彰式の様子

会場では、障がい者団体・福祉施設の人たちによるPRコーナーや、点字・手話・音訳教室、電動車いすの試乗体験、補助犬とのふれあい体験、区内作業所の自主生産品の販売など、障がい者理解を深めるコーナーやパラリンピックの正式種目である「ボッチャ」を体験することができる障がい者スポーツコーナーなどが設けられました。

初めてボッチャに挑戦したという女性は「見ていると簡単に出来ると思ったが、実際にやってみると難しかった。障がいのある人もない人も一緒なって皆で楽しめるところがボッチャの魅力ですね」と話し、真剣な表情でボールを投げていました。

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■障がい者スポーツコーナーの体験の様子
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■感性ゆたかな作品が並びます

そのほか、世田谷区の交流自治体である群馬県川場村の物産展や福島県応援アンテナショップ「ごらんしょ!」なども設置され、様々な団体や自治体が一体となって区民ふれあいフェスタを盛り上げていました。

この日は、区民会館1階ホワイエでは「障害者週間記念作品展」も観覧でき、会場に並ぶ感性ゆたかな作品の数々が来場者の目を楽しませていました。