「だるまちゃんとてんぐちゃん」などで知られる絵本作家、
「かこさとしさん」の展示会が、
いま、川崎市市民ミュージアムで開かれています。

かこさとしのひみつ展

今年5月に亡くなるまで、
半世紀以上にわたり絵本を発表し続けた、かこさとしさん。

絵本創作の原点は、
川崎の工場町(こうばまち)にいる子供たちとの出会いだそうです。
子どもたちへ自作の紙芝居などの読み聞かせをする
「川崎セツルメント活動」での体験が、
その後の活動に影響を及ぼしました。

かこさとしのひみつ展

今回の展示会では、下絵や原画など200点以上が展示されています。

かこさとしのひみつ展

かこさとしのひみつ展

こちらは、どろぼうたちの学校を舞台にした紙芝居、
「どろぼうがっこう」です。
テーマがおもしろいだけでなく、
最後にあっと驚く結末を迎える物語は、こどもたちに人気を博しました。

かこさんは、この体験から、
起承転結を意識した展開にこだわって、作品をつくるようになりました。

かこさとしのひみつ展

かこさとしのひみつ展

幅広い世代で楽しめる、かこさとしのひみつ展は、
9月9日まで開催されています。

かこさとしのひみつ展

当日の模様は8月19日(日)10:30~放送の「なかはらスマイル」の地域ニュースのコーナーでご覧ください。

過去に放送した「なかはらスマイル」は中原区役所ホームページでご覧いただくことができます。