市内唯一の聴覚障害者のための施設である、
川崎市聴覚障害者情報文化センターで、
5月27日に年に一度のおまつりが開催されました。

毎年この時期に行われるこちらのイベント。
聴覚障害について理解を深めるとともに、
施設をより広く知ってもらうために開かれています。

聴覚障害者情報文化センターまつり

会場には、フランクフルトやあげ餅などを販売する模擬店が並ぶほか
バザーも行われました。
これらの模擬店やバザーは、
市内にある聴覚障害者協会の各支部が毎年順番で担当しているものです。
模擬店の内容も各支部で考えるため、
参加者もこのおまつりを楽しみにしているそうです。

聴覚障害者情報文化センターまつり

聴覚障害者情報文化センターまつり

聴覚障害者情報文化センターまつり

また、耳の聞こえない方も演者として参加する日本唯一のパペット劇団、
「デフ・パペットシアター・ひとみ」の公演も行われました。
公演終了後には、パペット劇の体験も行われ、
観客も一体となって盛り上がりました。

聴覚障害者情報文化センターまつり

聴覚障害者情報文化センターまつり

このほかにも、聴覚障害を持つ議員の講演会やセンター利用者が制作した
絵画やペーパークラフトなどの作品展も開かれました。
多くの地域の住民が会場を訪れた、川崎市聴覚障害者情報文化センターまつり。
施設がより身近に感じられるイベントとなりました。

聴覚障害者情報文化センターまつり

当日の模様は6月3日(日)10:30~放送の「なかはらスマイル」の地域ニュースのコーナーでご覧ください。

過去に放送した「なかはらスマイル」は中原区役所ホームページでご覧いただくことができます。